【仕事も人間関係もうまくいく放っておく力】

インフォメーション
題名 | 仕事も人間関係もうまくいく放っておく力 |
著者 | 枡野俊明 |
出版社 | 三笠書房 |
出版日 | 2021年5月 |
価格 | 748円(税込) |
いちいち気にしない。反応しない。関わらない――
放っておく力で、仕事も人間関係もうまくいく。
◎「しかたのないこと」に心を注がない
◎そっとしておく、という人間関係のコツ
◎「いい人」の仮面を外しましょう
◎お世話や親切は“しっぱなし”でいい
◎後悔は、すべて“妄想”です
◎情報の“暴飲暴食”をやめる
◎「平均」を調べるべからず
◎極力、楽観的に考えるヒント
◎ちょっとした失敗なんて“かすり傷”
◎「得意なこと」だけ頑張ればいい
禅が教えてくれる、人生を“快適化”するヒント
引用:三笠書房
ポイント
- 放っておいていいことを放っておくと、頭や心がすっきりし、目の前の大事なことに集中できる。また、わずらわしいことを最小限に抑えて、人生をより楽しく、快適に、健やかに生きることができるというのだ。
- 「放っておく」という言葉は、無責任なイメージもあるかもしれないが、著者が伝えるのは、世の中にある「放っておいたほうがいい」ことに対しての「放っておく力」が必要ということである。
- 「放っておく力」の神髄が極まっているという言葉は、「人事を尽くす -そして天命を待つ」である。
サマリー
放っておく力のある人
著者は、読者が「放っておく力」を身につけ、人生をより楽しく、快適に、健やかに生きるために、本書を綴った。
著者は「放っておく力のある人」には以下の特徴があると記している。
人間関係に振り回されない人は、「放っておく力」のある人です。
仕事に前向きに取り組める人は、「放っておく力」のある人です。
毎日を快適に過ごしている人は、 「放っておく力」のある人です。
このように、放っておく力のある人には、多くのメリットがある。
「放っておいていいこと」を放っておくと、頭や心がすっきりし、目の前の大事なことに集中できる。
また、わずらわしいことを最小限に抑えて、人生をより楽しく、快適に、健やかに生きることができるという。
「放下着(ほうげじゃく)」とは、一切の執着を捨て去ることを意味する禅語であり、「放っておく力」を発揮するのは、禅的な生き方でもあるそうだ。
本書には、放っておくことで人生をより快適にするヒントが計5章、99項目紹介されている。
本要約では、各章から1つずつ「放っておく力」を身につけるヒントを紹介する。
むやみに「関わらない」-人間関係はもっとドライでいい
著者は、人生が好転する「放っておく力」こそ、現代人に必要な「生きるスキル」であると強調する。
決して無責任になるということでなく、世の中にある「放っておいたほうがいい」ことに対しての「放っておく力」が必要だということだ。