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インフォメーション
題名 | 1日1分で成功を手にする本 奇跡を呼ぶ「4つの習慣」 |
著者 | 今村 暁 |
出版社 | KADOKAWA |
出版日 | 2014年3月25日 |
価格 | 616円(税込) |
たった1日1分であなたも大きな成功をゲットできる!
たった1日1分だけ、7つのステップに従って4つの良い習慣を身につけるだけでビジネス、恋愛、人間関係、すべての面でうまくいく。その秘訣とは…。「日記の伝道者」があなただけに教えるサクセスのコツ!
引用:KADOKAWA
ポイント
- ポイント1
- ポイント2
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サマリー
はじめに
私は「習慣教育」を世界中に普及させようとしている。
「一瞬のやる気」では夢は叶わない。根本的な習慣から改善しないと、人は変われない。多くのジャンルの人の能力開発を行い、実践の現場で確信したことである。
「習慣教育」では、「自分の手にしたい習慣」を手に入れるために、「頭では理解しているけど続けられない」という、世間に最も数の多い「悪習慣」を持っている人でさえも、「良い行動習慣」にまで確実に変えていく。
根性とか鋼鉄の意思の力といったモノは必要ない。仲間とともに笑いながら楽しみながら、取り組める習慣づくりを伝えていく。
「良い習慣」とは何だろう?
あなたも必ず変わることができる!
人は誰でも変わることができる。私は、「悪習慣」にもがき続けてきた人たちや、本気になれなかった人たちが変わっていくのを、長年サポートしてきた。
その中で、大切な人や仲間が苦しんでいる時に、諦めなくても大丈夫な方法、そういう時にこそ役に立つ方法を探し続け、「結局これしかない。この方法しか有り得ない」とたどり着いた方法が「習慣教育」である。
ほとんどの人が耳触りの良い、楽そうな「その場しのぎ」の安易なノウハウやテクニックに飛びつき、そして諦めてしまうことを繰り返している。
「習慣教育」は、古典的な手法だが、シンプルで簡単な「人生を変える良い習慣づくり」の手法なのである。
あなたは「成功したい人」?それとも「成功哲学を知りたい人」?
「習慣教育」のセミナーに来る人の中には、「自己啓発渡り鳥」と呼べるような人がたくさんいる。様々な自己啓発本や仕事のマニュアル本を読み漁り、セミナーを渡り歩いている人のことだ。
その人たちの共通点は、そうすることによって沢山の知識は得ているが、実際にはなかなか自分の思ったような成功や幸せを手に入れていないことだ。
「自己啓発渡り鳥」は、「成功したい」ではなく「成功する方法を知りたい」ということに潜在意識が向いているのである。「知っていること」と「実際に行動すること」は全く別物である。
「成功したい人」は「行動する人」なのである。行動なくして成功するはずがない。継続無くして成功するはずがないのである。
習慣道を極める
「良い習慣」が身につく1日1分7つのステップ
1 「いまのままじゃ、まずいなぁ」現状認識
もし、このままだとどうなるか、その予想をできるだけたくさん紙に書き出そう。
2 「かわりたいなぁ」感性・欲求
変わったらどうなるのかを考え、なぜ変わりたいのか、その理由を紙に書き出す。
3 「変わるぞ!」と決意する
「変わりたい」から「変わるぞ!」へ決意する。決意表明を紙に書く。
変わるための行動を紙に書き出し、1日1回1分、決意したことを口にする。
4 仲間をつくる
一緒に行動する仲間をつくる。良い仲間を選び、仲間と一緒に同じ目標に向かって行動する。そして、仲間を応援する。
5 良い気持ちを味わう
どうやったら気持ちよくなるか、考える。ご褒美を得るとか成果が出たことを自慢するなど、様々な方法がある。過去に気持ちよかったことを思い出してみる。また他人にホメてもらったことを日記に書いていく。
6 反復トレーニングをする
3週間=21日の反復トレーニングができれば習慣は身につく。十の誓いを立てて毎日実行する。
7 維持する仕組みを考える
成功するより維持する方が難しい。小さなこと、簡単なことを繰り返し行いながら、仲間と自分の行動の進捗状況を教え合う。
「早起き」「掃除」「日記」そして「十の誓い」
良い習慣をつくる7つのステップを紹介した。
この中で、決断し、反復トレーニングを開始するときに作成するのが「十の誓い」である。自分の夢や目標のために手に入れるべき良い習慣を10個書き出し、それを毎日チェックしていくのである。 あなたの目標に向けて、実施するべきことを書き出していく。
最初は、5分程度でできる行動が良い。最初から数時間必要な誓いを立ててしまうと継続が難しくなってしまう。小さい事でも良いのである。
また、「早起き」「掃除」は習慣の基本であり、「日記」は継続の基本である。良い習慣を作っていくためにぜひ一緒に取り組んで欲しい。
おわりに
良い習慣づくりには終わりがない。
ダイエットも貯蓄もビジネスも、自分が思いをとぎらせ、行動を止めた瞬間にリバウンドを始める。
「どうやったら簡単に出来るか」という発想を持つこと自体は良いことである。しかし、「良い習慣づくり」という修行・トレーニングには終わりはない。「終わりのないものだ」と自覚し、覚悟を決めるだけで、楽になれる。
たいていの場合は覚悟が欠如しているため、ずっと大変で苦しい思いを持ち続けてしまうのである。
紹介した習慣化のノウハウを活用して、淡々と続けてみて欲しい。人生は掛け算である。必ず実践すれば飛躍する瞬間が訪れる。
大変なようでいて、実はそれこそが習慣化の近道なのである。
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