貴志祐介のおすすめ小説10選！無料で30日読む裏ワザも紹介

保険金殺人を題材とした傑作ホラー小説。

生命保険会社の社員である若槻は、保険金に関する相談で訪れた菰田家に訪問し、あるものを発見する。

若槻は菰田夫妻の不審な態度に違和感を覚え、独自に調査を開始しはじめるが…。

完全にネジが外れているサイコパスな人間が、逃げれない主人公を尋常ない執着でとことん追い込んでくる。

戦国時代から続く名家・福森家の屋敷で起きた一家惨殺事件。

死体はいずれも人間離れした凄惨な手口で破壊されていて、屋敷には何かの儀式を行ったかのような痕跡が残されていた。

福森家が収集した名宝・名品の数々が実は恐るべき呪物であった。

「さかさ星」の禁忌に触れたとき、世界は反転する…。

1000年後の近未来を舞台にしたSF小説。

12歳の主人公・渡辺早季とその仲間たちが、学校生活を送りながら「呪力」を習得する。

一見平和で牧歌的な世界だが、その裏に隠された厳しい管理体制や消えた子供たちの謎が少しずつ明らかになっていく。

「和製のハリー・ポッター」と評されることからも分かるように、SF、ミステリー、哲学的な要素が複雑に絡み合った作品。

サバイバルゲームを舞台にしたミステリー小説。

見知らぬ場所で目を覚ました藤木芳彦。

そこは、一面鮮やかな深紅色に染まった異様な世界だった。

記憶を失った藤木は、他の9人の男女とともに限られた資源の中で生き残りをかけたサバイバルゲームに巻き込まれていく。

アマゾン調査隊に参加したメンバーたちは、ジャングルで未知の生物を発見する。

その生物から得たサンプルを持ち帰り、研究を進めるうちに、メンバーたちの間に異変が起こりはじめる。

彼らは次第に精神を蝕まれ、まるで死を誘うように、異常な行動を繰り返すように…。

精神に異常が出始めていることが恋人に向けたメールから分かるシーンは、リアル過ぎてゾッとします。

生徒から絶大な人気を集める教師が、実は冷酷なサイコキラーだった。

私立高校の英語教師、蓮実聖司は「ハスミン」の愛称で生徒から慕われる人気教師。

しかし、その裏の顔は冷酷非道なサイコキラー。

他人への共感能力が全くなく、自分にとって邪魔になる人間や問題を起こす人間を次々と殺していく。

湘南の高校に通う優等生の秀一は、母と妹の3人で穏やかな日々を送っていた。

しかし、10年前に母と離婚した男・曾根が再び現れ、家族を脅かす存在に。

曾根の横暴な振る舞いはエスカレートし、家族の平穏を破壊していく。

警察や法律では曾根を止めることができないと悟った秀一は、自らの手で曾根を殺害する完璧な計画を立てる。

阪神大震災の後、ボランティアで被災者の心のケアをしていた主人公の賀茂由香里は、西宮の病院で複数の異なる人格を持つ多重人格障害を抱えた森谷千尋と出会う。

由香里は、千尋の心の奥底に潜む危険な人格「ISOLA」の存在に気付き、その謎を解き明かそうとするが、

ISOLAは徐々にその力を増していき、千尋だけでなく、周囲の人々をも巻き込む大きな事件へと発展していく。

9位：硝子のハンマー

日曜日の昼下がり、株式上場を目前に控えた介護サービス会社で、社長が撲殺される事件が発生。

事件現場は、厳重なセキュリティが張り巡らされたオフィスビルの一室。

エレベーターには暗証番号、廊下には監視カメラ、窓には強化ガラスと、外部からの侵入はほぼ不可能な状況。

監視カメラには誰も映っていない完璧な密室トリックを、弁護士の青砥純子と防犯コンサルタントの榎本径の異色のコンビが解明する。

雪深い山荘に閉じ込められた小説家が、突然現れたスズメバチの大群に襲われる極限サバイバル。

スズメバチに襲われたのは、単なる偶然ではなかった。

ものがたりが進むにつれて、この事件の裏に隠された真実が明らかになっていく。