【初心者向け】読みやすい小説おすすめ16選！無料で30日読む方法も紹介

2024年 本屋大賞を受賞して、どの本屋でも一等地に山積みされてる「成瀬は天下を取りにいく」の第2作。

己の欲望を満たすために、我が道をただ突っ走っているように見える成瀬あかりだが、知らぬ間に多くの人に影響を与えているところが魅力。

唯一無二の存在の成瀬あかり、一度読んだら成瀬中毒になること間違いなしです。

主人公の純は、現実世界では引きこもりの生活を送っているが、インターネット上では「ジョン」という名前の正義の味方を演じる人気YouTuber。

悪徳請求業者の鉄平を電話でおちょくったところ、YouTubeで大バズリ。

味をしめて、「ジョン」の正義の行動は徐々にエスカレートしていく。

一方、悪徳業者の鉄平は、失うものはないと開き直り、「ジョン」の正体を暴こうとする。

2023年の日本最大ミステリー賞をダブル受賞しただけあって、爆弾ミステリーの最高傑作。

ささいな傷害事件で警察に連行されたパッとしない中年男（スズキタゴサク）が、「十時に秋葉原で爆発がある」と予言。

男の言葉は真実？ それともウソ？ 刻々と爆破時刻が迫る中、警察とスズキタゴサクが知能線を繰り広げる。

隣人の女性を密かに想っていた隣人の石神は、彼女を救うため、完璧なアリバイ工作を企てる。

物理学の天才である湯川学は、学生の時の友人だった石神の緻密な計画の綻びを一つ一つ見つけ出し、事件の真相へと迫っていく。

累計290万部突破、直木賞を受賞した大ベストセラー作品。

Amazonの口コミが星4.6と異常値な理由は、読めば納得できます。

かつては名門だった青島製作所の野球チームは、監督に見捨てられ、主力選手も失い、バラバラの状態。

経営危機にも陥っている中堅電子部品メーカーの青島製作所は、新たな監督のもと、困難を乗り越えて復活を図る。

会社の存亡をかけた一戦は、知らぬ間に登場人物になりきって感情移入してしまいます。

苦手な「経済」「お金」が一気に身近になる、学べて泣けるお金の教養小説。

「本が苦手なわたしでも3時間で一気読みした」「投資より先に知っておきたいお金の本質が学べる」といった口コミから分かるように、

「お金の謎」と「社会のしくみ」がストーリー形式で学べます。

Amazonベストセラー総合1位、読者が選ぶビジネス書グランプリ2024　総合グランプリ「第１位」受賞、読んでいないなら今すぐ手に取りましょう。

日常に潜む小さな「歪み」を利用した、短編のミステリー小説。

YouTuber、マッチングアプリ、リモート飲みなど、身近なテーマを扱っているため、肩の力を抜いて読めます。

累計50万部突破や本屋大賞ノミネートなど、メディアで話題になっている作品。ガチでおもろしく、一日で読めます。　

バブル経済末期、大手都市銀行に入行した若き銀行員・半沢直樹が、銀行内外の様々な困難に立ち向かうものがたり。

銀行という組織の闇や、人々の欲望が複雑に絡み合った中で、半沢は「やられたらやり返す。倍返しだ！」の信念を貫き、爽快な復讐劇を繰り広げます。

この作品はドラマ化もされていて、瞬間最高視聴率は35.8%を記録。令和の時代のドラマ視聴率1位です。

第144回芥川賞受賞作で、映画化もされた作品。

学歴もなく、貧困に苦しみ、将来への不安を抱える若者がテーマ。

作家の自身の体験も投影されていると言われるほど、主人公の心情や社会の状況がリアルに描かれています。

幼い頃に両親を惨殺された三兄妹が、復讐を誓い、そのために人生を捧げるものがたり。

緻密に練られた計画が、妹の恋心によって大きく揺り動かされる。

兄弟愛、恋愛、親子の絆がテーマと思いきや、ラストが二転三転するミステリー傑作です。

生徒や保護者から絶大な人気を集めていて、理想の教師として周囲から慕われていた高校教師の蓮実聖司。

実は彼、他人への共感能力が全くなく、人を殺すことに何の躊躇もない、生まれながらのサイコパスだった…。

不良生徒、モンスターペアレント、学校裏サイト、集団カンニングなど、学校が抱える問題を解決するため、そして自分の目的を達成するために、蓮実は冷酷な手段で人を殺していく。

30代のキャリアウーマンで独身の今井美世子、進学校に通うが周りのレベルについていけな二宮礼央、三軒のラブホテルを経営していて三人の子の父親である戸村茂一。

タイトルにある通り、あることがきっかけで生活が滅茶苦茶になっていくのだが、事態の悪化具合が笑えないほどひどくなる。

終盤のたたみかけるドタバタ劇と、思わず笑ってしまうコメディさが病みつきになる作品。

平凡なサラリーマンが、ゾウの神様・ガネーシャとの出会いをきっかけに、人生を変えるものがたり。

破天荒で、関西弁をしゃべるダジャレ好きのガネーシャが、主人公に毎日一つずつ、簡単なようでいて奥深い課題を出します。

ガネーシャにダメ出しをしつつ、課題をこなしていく主人公は、すこしづつ考え方や行動が変わっていく。

シリーズが1作目から4作目まであるけど、1作目が一番おもしろい。

華やかな令嬢刑事と毒舌執事という、一見するとミスマッチな組み合わせが魅力のミステリー小説。

漫才のようなやり取りのおもしろさがありつつ、「なるほどな…」と綿密に練られたトリックが登場。

短編形式で書かれているため、サクサク読めるのも、中学生におすすめする理由です。

2011年 本屋大賞受賞作品。

迷路のなかに住む、二匹のネズミと二人の小人のはなし。

状況の変化にいかに対応すべきかを説き、世界各国でベストセラーになっている本。

本の長さが80ページしかなく、ストーリー形式でものがたりが進んでいくため、学校の教科書を読むより気軽に読めます。

現代の女子高生が戦時中の日本へタイムスリップ。運命の恋と、戦争の残酷さを描く感動のものがたりが。

母親との喧嘩がきっかけで家を飛び出した主人公の百合は、1945年の日本へタイムスリップしてしまう。

そこで、特攻隊員であり、戦争に駆り立てられていく運命に合う青年・彰と出会う。

百合は彰と過ごす中で、彼の優しさや誠実さに惹かれていくが、戦争によって二人の未来は切り裂かれてしまう。