東野圭吾のおすすめ小説ランキング30選！初期作品から新作まで幅広く紹介

ミステリー小説の名作として紹介されることが多い「容疑者Xの献身」

天才数学者・石神が愛する女性のために、完璧なアリバイを作り上げる。

天才的な頭脳を持つ石神 VS 天才物理学者の湯川学（ガリレオ）。

二人の天才の頭脳戦に最後までハラハラさせられるのと同時に、友情と一途な愛にこころ打たれます。

殺人犯の弟として生まれた主人公の直貴が、少年時代から父親になるまで葛藤しながら生きていくものがたり。

犯罪者の家族に対する社会の冷たい視線や、孤独に生きることに耐えれるか？

文藝春秋史上最速でミリオンセラーを達成、200万部を売り上げるベストセラー本。

被害者の息子・桐原亮司と、容疑者の娘・西本雪穂。

幼い頃に起こったある事件をきっかけに、それぞれに深い傷を負った少年と少女が、その後の人生をどのように生き抜いていくのかを描いたものがたり。

512ページと壮大なスケールの中に、伏線がいくつも張り巡らされたミステリー小説の傑作。

日本のみならず、海外でも高い評価を受けています。

自動車部品メーカーで働く杉田平介の妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美は、バス事故で崖から転落し、直子が亡くなってしまう。

意識を取り戻した藻奈美の体には、亡くなったはずの妻・直子の魂が宿っていた…。

妻の魂が宿った娘と奇妙な共同生活を送ることになった平介には、いろんな葛藤が生まれる。

ある山奥の山荘に、それぞれに秘密を抱えた8人の男女が集められた。

その後、山荘は外部から遮断されて、参加者8人の逃げ場を失ったところで参加者の一人が殺害される。

密室状態の山荘で起こる連続殺人事件。

神奈川県横須賀市にある洋食店を営む有明家の三兄妹、功一、泰輔、静奈。

ある夜、流星群を観に家を抜け出した間に、両親が惨殺される悲劇に見舞われる。

事件から14年後、時効が迫る中、彼らは犯人と思われる人物を見つけ出して復讐計画を実行に移そうとするが、

復讐は彼らの人生をさらに複雑に絡ませ、思いもよらぬ事態へと発展していく。

ものがたりの舞台は、個性的な宿泊客が集まる高級ホテル「ホテル・コルテシア東京」。

新米フロントクラークの山下一郎は、ある日、ホテル内で起こった殺人事件に巻き込まれる。

ホテルのベテラン・新田浩二の協力のもと、犯人を特定しようとするが、ホテルには完璧なアリバイを持つ容疑者が複数存在し、事件の真相は闇の中に…。

「マスカレード・ホテル」は人気作となり、この後、シリーズ化が決定。ミステリー好きに特におすすめの一冊。

ものがたりの舞台は、古くからの伝統と新しいものが混ざり合う街・日本橋。

日本橋に赴任してきた加賀恭一郎が、様々な人間模様や事件に巻き込まれながら、独自の視点で事件の真相を解き明かしていく。

各短編は一見バラバラのような事件に見えるものの、ストーリーが進むにつれて少しずつ繋がっていく。

ある日、悪事を働いた3人の若者が、廃屋となった「ナミヤ雑貨店」に逃げ込む。

そこは、かつて多くの人々の悩み相談に乗っていた不思議な雑貨店だった。

廃業しているはずの雑貨店の郵便受けに、奇妙なことに過去の悩み相談の手紙が次々と投函される。

戸惑いながらも、3人はその手紙に返信。彼らは手紙を通して、自分たちの過去やこれからことに向き合いはじめる。

主人公・玲斗は、不当解雇されたことをきっかけに人生の転機を迎える。

ある日、伯母と名乗る女性から、クスノキ（人々の願いを叶える力があると信じられている木）の番人になるよう依頼される。

はじめは戸惑っていた玲斗だったが、クスノキのもとを訪れる人々と触れ合い、こころが少しずつ変化していく。

玲斗はクスノキを訪れる人たちの話を聞き、自分自身と向き合い、成長していく。

ガリレオシリーズ第9弾の『沈黙のパレード』、シリーズ作の中で特に人気の作品。

主人公・草薙刑事は、かつて冤罪で釈放された蓮沼と再び対峙することに。

蓮沼は、過去に少女殺害事件で逮捕されながらも無罪放免になった人物で、今回の事件の容疑者として浮上する。

過去の冤罪事件と現在の殺人事件は、複雑に絡み合い、ラストは思いも寄らない展開へ。

主人公の永野は、愛する娘を惨殺されて絶望的な状況に突き落とされる。

犯人は少年であり、未成年という理由で軽い刑に処せられる。

司法の判断に怒り狂った永野は、自らの手で復讐を決意し、犯人の家族を次々と襲いはじめる。

法の裁きと個人的な復讐、どちらが正義なのか？ 問いが投げかけられる。

舞台の最終オーディションに合格した7人の若者たちは、有名な演出家・東郷陣平の招待で、乗鞍高原のペンションに集まる。

そこで彼らを待ち受けていたのは、「ペンションを舞台にした推理劇を自分たちの手で作り上げなさい」という東郷からの指示。

雪に閉ざされた山荘で、密室殺人が発生。

登場人物たちは犯人像を推理しつつ、第二の殺人も起きるのではないかと予測すると、その予測どおりに第二の殺人事件が発生。

演じている役と現実の境界線が分からなくなっていく。

主人公・成瀬純一は、ある日、突然の事故で脳に大きな損傷を負う。

世界初の脳移植手術を受けて一命は取りとめるものの、手術後、優しい恋人や周囲の人々に対して、冷酷な言動や暴力的な行動を取るなど、彼の性格は少しずつ変化していく。

ドナーの記憶や人格が、移植した人の意識を侵食していき、運命を大きく変えてしまう。

人気ガリレオシリーズ第一作目、ガリレオはここからはじまった。

「深夜のバス停で、若者の頭が燃え上がるという不可解な事件」

「マンションの一室で女性が殺害される事件」

一見すると超常現象のように見える不可解な事件を、科学的な視点で解き明かしていく連作ミステリー。

加賀恭一郎が人形町に赴任する前の出来事を描いたもので、「新参者」シリーズの”エピソード・ゼロ”とも言われている作品。

息子が犯した罪を隠そうとする家族の苦悩や、その裏側にある深い愛情が描かれています。

タイトル（赤い指）に秘められた謎が最後に分かります。

主人公の敦賀崇史は、親友の恋人が、かつて自分が一目惚れした女性だったことを知り、激しい嫉妬する。

ある朝、目を覚ますと、なぜかその女性が自分の恋人として隣にいた…。

この状況は現実なのか、それとも夢なのか？

敦賀は、どちらが現実でどちらが夢なのか？ そして、自分が何をしたのか探し求める。

東野圭吾の人気シリーズ「加賀恭一郎シリーズ」の第10作であり、ドラマ「新参者」シリーズの完結編。

シリーズを通して描かれてきた加賀の母親の失踪という謎が、この作品でついに明かされる。

主人公・神楽龍平は、この「プラチナデータ」システムの開発者。

しかし、ある日、彼は自身が開発したシステムによって、ある殺人事件の容疑者に仕立てられてしまう。

完璧なアリバイと証拠にも関わらず、システムは神楽を犯人と断定。

神楽は、冤罪を晴らすため、そしてシステムの秘密を暴くために、警察の追跡をかわしながら逃亡を始める。

札幌に住む大学生・氏家鞠子は、幼い頃から母親との関係に疑問を抱いていた。

ある日、母親の遺品の中から、自分と瓜二つの女性・小林双葉の写真を見つける。

一方、東京に住む小林双葉もまた、自分と同じ顔を持つ人物の存在に困惑。

小林双葉はテレビ出演を機に、なぜ自分と瓜二つの人物がいるのかを探るため、北海道へと向かう。

弁護士・白石健介が何者かに殺害される。

白石には、誰にも言えない秘密があった。それは、30年前に起きた「東岡崎駅前金融業者殺人事件」との関わり。

この事件では、福間淳二という男が犯人として逮捕され、獄中で自死。

今回の殺人事件と30年前の冤罪事件が複雑に絡み合っていく。

シリーズ累計1320万部突破の人気シリーズ「ガリレオ」の二作目。

深夜に少女の部屋に男が侵入し、母親が猟銃を発砲する事件が発生。

捉えられた男は、17年前に少女と結ばれる夢を見たと話す。証拠は、男が小学四年生の時に書いた作文。

常識では考えられない不可思議な事件に、天才物理学者・湯川学が科学的な視点から迫っていく。

建設会社の課長・渡部は幸せな家庭を築いていたが、派遣社員の秋葉と出会い、激しい恋に落ちる。

平凡な日常に刺激を与えられる渡部は、次第に秋葉にのめり込んでいく。

しかし、秋葉には、「彼女の父親の愛人が殺害される事件が起こり、容疑者として疑われていた」という秘密の過去を持っていた。

渡部は愛する女性と正義の間で葛藤・苦悩し、思いもよらない選択をしていく。

南房総沖で、銃で打たれた男性の遺体が発見される。

事件の捜査を進めると、天才物理学者・湯川学の名前が浮上する。

湯川は被害者の同居人だった女性と深い関係があり、事件の鍵を握る人物として注目される。

阪神大震災の夜、新海美冬は、借金に苦しむ叔父を殺害する水原雅也を目撃するが、通報せず逃してあげる。

その後、冬美は雅也に近づき、自分の野望を実現するために雅也を操っていく。

「幻夜」は、ランキング3位に紹介した「白夜行」と比較されることが多い作品。

震災により2人の我が子を失った家族、老舗旅館を営む女将の家族、小さな喫茶店を経営している女性。

一見すると何のつながりもなさそうなそれぞれの運命が、ある殺人事件によって複雑に絡み合っていく。

殺人事件の謎解きだけでなく、それぞれの登場人物が抱える「家族」を掘り下げていく作品。

ある夜、日本橋の麒麟像の下で、胸を刺された男性が倒れているのが発見される。

被害者は、瀕死の状態でありながら、現場から離れた麒麟像までたどり着いたという不可解な状況。

容疑者として浮上したのは、現場から逃走中に交通事故に遭った若い男。

加賀は、被害者がなぜ麒麟像を目指したのか、その行動に疑問を抱く。

高級な別荘地で開かれたバーベキューパーティー会場で、参加者5人が惨殺される。

犯人はすぐに現れ、自首するものの、動機や殺害の詳細は一切語ろうとしない。

家族を突然奪われた遺族たちは、事件の真相を知るために、「検証会」を開く。

そこに、長期休暇中の刑事・加賀恭一郎も参加するが、殺された5人には複雑な人間関係があり、それぞれに秘密が隠されていた。

結婚を控えた神尾真世は、父親の突然の死という悲報を受けて故郷の小さな町へと戻る。

その町はかつて栄えていた観光地だったが、今は寂れていて、わずかな希望を託していた町おこし計画も感染対策の影響で頓挫していた。

父親の殺害現場となった実家には、自身のことを「黒い魔術師」と呼ぶ真世の叔父・神尾武史が現れる。

派手なマジシャンの神尾は、型破りな方法で事件の真相を探り始める。

人気作家の日高邦彦が自宅で殺害される。

第一発見者は、日高の妻・理恵と、幼馴染で絵本作家の野々口修。

事件を担当する加賀恭一郎は、野々口の手記に書かれた内容から、彼が犯人ではないかと疑う。

犯人の動機には、想像を絶する「悪意」が隠されていた。