湊かなえのおすすめ小説10選！無料で30日読む裏ワザも紹介

湊かなえさんのデビュー作がランキング1位。発売当時、内容が衝撃的すぎて超話題になった作品。

ある中学校の終業式。担任の女性教師が、クラスの生徒に向かって衝撃的な告白をする。

それは、自分の娘がクラスの誰かに殺されたということ。

「級友」「犯人の家族」「犯人」の視点でそれぞれストーリーが進んでいくため、感情のリアルさが自分ごとのように伝わってきます。

高校2年生の由紀と敦子の2人は、転校生の紫織から「親友の自殺を目撃した」という衝撃的な話を聞く。

その話をきっかけに、2人の中に「人が死ぬ瞬間を見てみたい」奇妙な衝動が芽生える。

死の瞬間を自分の目で確かめるため、夏休みに2人はそれぞれ、老人ホームと小児科病棟でボランティアをはじめる。

たくさんのトピックスが終盤にすべて繋がっていく構成やスピード感が最高な作品。

女子高生の娘が、自宅の中庭で倒れているのが発見される。

母親は深い悲しみを露わにし、周囲は事件の真相に注目する。

ものがたりは、母親の手記と娘の回想が交互に描かれ、徐々に事件の全貌が明らかになっていく構成。

母と娘の歪んだ愛情のドロドロさにもどかしさや狂気を感じつつも、結末が気になって止まらない作品。

静かな田舎町で起こった悲劇的な事件をきっかけに、4人の少女たちの運命が大きく変わっていくものがたり。

事件に居合わせた4人の少女たちは、犯人と思われる男と話をしていたものの、顔が思い出せず、事件は迷宮入り。

4人の少女は、被害者の母親からある言葉を投げかけられ、「罪」の意識に縛られて生きていくことに。

たった一言で人生が狂わされる4人の少女たちが痛々しいものの、事件の真相に引き込まれていく作品。

穏やかな石垣島での出会いから始まるものがたりは、次第に恐ろしい事件へと発展していく。

東京の高層マンションで起きた凄惨な殺人事件に居合わせた三人の男女。

それぞれの視点から過去にさかのぼると、石垣島での出会いにたどりつく。

三人の男女は、それぞれに複雑な過去と心の傷を抱えながら、ある「N」という存在のために深く結びついていた。

化粧品会社の美人OLが惨殺される衝撃的な事件が発生。

その容疑者として浮上したのが、被害者とは対照的な地味な同期の女性、城野美姫だった。

ワイドショーやネットニュースなど、様々なメディアが美姫を取り上げ、彼女の過去や人間関係を深掘りしていく。

報道される内容は真実ではなく、美姫の周囲の人々の主観的な証言や憶測のため、彼女は次第に「魔女」のような存在へと変貌していく。

美容外科医である主人公が、幼馴染みとの会話からある少女の自殺事件に巻き込まれていくものがたり。

ドーナツが散らばった部屋で発見された高校生の少女・有羽。

主人公をはじめ、周囲の人々がそれぞれ異なる視点から有羽やその家族について語りはじめる。

ただ、それぞれの証言は、少しずつ食い違い、事件の真相は闇の中に埋もれていく。

宝石を題材にした7つの短編集。

「真珠のネックレスをめぐる、二人の女性の間で繰り広げられる激しい嫉妬と復讐のものがたり」

「ガーネットのピアスを贈られた女性が、ある事件に巻き込まれる」

「ルビーの指輪を手に入れた女性が、その指輪に秘められた過去の秘密を知る」

短編集とはいえ、湊かなえさんの魅力であるイヤミスがどの作品も用意されています。

父親を亡くし、心の病を抱えていた母親と生活していた主人公の章子（あきこ）は、学校でいじめられ、孤独な日々を送っていた。

ある日、20年後の自分から宛てた手紙が届く。

未来の章子は、過去の自分へ励ましの言葉やアドバイスを送っていた。

章子はその手紙を読みながらすこしずつ成長してくが、その手紙には想像もしていなかった残酷な現実も描かれてあった。

遠藤家は憧れの高級住宅街に引っ越してきたものの、近所の人々から様々な嫌がらせを受け、家族の絆が少しずつ崩れていく。

父親が被害者で母親が加害者。高級住宅地に住むエリート一家で起きたセンセーショナルな事件。

残されたこどもたちは、どのように生きていくのか？

遠藤家と向かいに住む家族の視点から、事件の動機と真相が明らかになる。