【人は、なぜ他人を許せないのか?】
前頭前野は分析的思考や客観的思考を行う場所で、ここがうまく働いていれば、目先の損得に惑わされず、長い目で見たときの得を選びとることができ、社会的経済地位も高くなる。
つまり、日常的に合理的思考、客観的思考ができるようなクセをつけておくと、前頭前野は鍛えられ、衰えを抑制することが期待できる可能性がある。
また前頭前野の働きが保たれていると「メタ認知」を使うことができる。
メタ認知とは、自分自身を客観的に認知する能力のことだ。常に自分を客観的に見る習慣をつけ、メタ認知を働かせることが、前頭前野を鍛えることにつながる。
①慣れていることをやめて新しい体験をする
②不安定・過酷な環境に身を置く
③安易なカテゴライズ、レッテル貼りに逃げない
④余裕を大切にする
を毎日の生活のなかで心がけ、前頭前野を鍛えることが大切である。