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【モノが少ないと快適に働ける 書類の山から解放されるミニマリズム的整理術】

インフォメーション

題名 モノが少ないと快適に働ける 書類の山から解放されるミニマリズム的整理術
著者 土橋 正
出版社 東洋経済新報社
出版日 2014年2月21日
価格 1,430円(税込)

 

 

本書は、仕事がはかどる日常の習慣と身の回りの整理術についてのアイデアを豊富に緻密に紹介。

◆誰でも今すぐできることばかり
筆者は思いついたアイデアを必ず漏らさないために、左後ろポケットにメモ帳を必ず入れておく、エマージェンシーノートとして財布に小さいペンと名刺サイズのメモ一枚を常備しておくなど。
第1章「書類、ノート、名刺など紙類の流れをつくる」では、書類、ノート、名刺、本・雑誌、仕事道具などについての使い方と整理のアイデアに始まり、捨て方、保管の仕方、時間の使い方など、具体的で斬新、しかもシンプルなアイデアばかり。

◆やる気がうまれる仕事術の本
第2章「デスク環境のミニマリズム」、第3章「ミニマリズム的時間管理」では、書類の整理や仕事をする環境、情報の整理方法だけでなく、私たちの日常行動を自分でどのように管理するか、どのようにシステマティックに考えるか明確に示し、
余計な情報や余分なものモノ、過剰なノウハウなどにがんじがらめになっている場合も、自分自身の仕事の仕方を刷新できます。

◆家族の暮らしにも大貢献
第4章「ミニマリズム的プライベートライフ」で解説しているように、仕事の世界だけでなく、家の中の片付けや学生さんの学習環境の整理・整頓にも応用できるヒントがいっぱい。家庭での生活の質の向上も大いに期待できます。

仕事もプライベートも無駄をなくし、シンプルに、生産性の高い生活をしましょう。

引用:東洋経済新報社

ポイント

  • 不要なものは削ぎ落した結果としてのシンプル

  • 快適最小限

  • 私たちは様々なインプットを通じて自分の中に残っているものだけで考え、アイデアを生み出し、企画を立てる。

サマリー

はじめに

私の仕事場のデスクには、最小限の道具、そして書類しかない。人からは「良くこんなに少ないモノで仕事ができるね」と言われる。一見するとただモノが少ないだけのようだが、そこには自分なりのルールがあり、それに基づいて本当に必要なモノだけに絞り込んでいるのである。

この状況を作り上げた今、つくづく感じるのは、自分自身を取り戻せたという清々しい感覚である。あなたも「ミニマリズム」、「快適最小限」の心地よさを一度味わってみて欲しい。

考え方を変えただけ

「不要」をそぎ落とした結果のシンプル

たくさんのモノに囲まれていた時は、何かに追い立てられるようなストレスがまとわりついていた。きっと知らず知らずのうちに、それらのモノから影響を受け、モノや周りの状況にコントロールされ、それをストレスに感じていたのであろう。

机の上には書類が山積み、手帳にはスケジュールがいっぱい、というのはやっぱり窮屈すぎる。それらを適正な分量にすることで、余計なモノやことに意識が行かなくなり、一つひとつのことにしっかりと向き合えるようになっていった。

ストレスを抱えて過ごしていた以前と比べると、デスクの大きさも、一日24時間という長さだって、変わっていない。変えたのは「自分自身の考え方」だけである。

すなわちそれが「ミニマリズム」である。辞書で引くと、「美術や建築、音楽などの分野で形態や色彩を最小限にまで突きつめようとした一連の態度」とある。シンプルという言葉に似ているが、本当に必要な部分だけを残して、それ以外の不要なものは削ぎ落した結果としてのシンプルさである。

モノが少ない環境の方が集中できる

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