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【女の子の育て方】

インフォメーション

題名 女の子の育て方
著者 諸富 祥彦
出版社 WAVE出版
出版日 2010年11月
価格 1,430円(税込)

優しくて、賢い子になるラブ&ハッピーな子育て術!

人を愛し、人から愛される幸せな女性に育てるためには、乳幼児+思春期の接し方が、とても大切。
◎「自己肯定感」は、親が子どもに贈る最大のプレゼント!
◎女の子の中学受験で注意すること
◎「愛してる」と言葉にして伝えよう
◎「自立した仕事力」と「愛され力」のバランスが大切
◎思春期のグループ化=「女子の戦場」の乗り越え方

引用:WAVE出版

ポイント

  • 本書は、女の子が「人を愛し、人から愛される幸せな人生を、自らの生きがいをもって賢明に、生きていくことができる女性」に育つためのアドバイスが伝えられているものだ。

  • 「人を愛し、人から愛され、幸せな恋愛・結婚をして、幸せな家庭を築ける力」「もし結婚してもしなくても、じゅうぶんに自分で生活でき、しかも生きがいを持って日々の仕事に取り組んでいけるキャリア力」この2つの力こそが「女の子の幸福力」であるという。

  • 女の子は、最も身近である母親に対して「愛されたい」「受け入れてもらいたい」と強く願いがんばっていることに気づいてほしいと伝えているのだ。

サマリー

女の子の幸福力

著者は20数年間、教育カウンセラーとして活動した後、明治大学の教授とてして、心理学を教えている。

本書は、女の子が「人を愛し、人から愛される幸せな人生を、自らの生きがいをもって賢明に、生きていくことができる女性」に育つためのアドバイスが伝えられているものだ。

近年は、一度も結婚しないまま人生を過ごす人も多く、結婚しても3組に1組は離婚する時代。

また、年収の高い男性と結婚したとしても、病気やリストラ、減収など予測できないこともあり得るので、「専業主婦思考」は「きわめてリスクが高い、運任せの生き方」であると警鐘を鳴らす。

では、女の子に必要な力とはなんだろうか。

著者は「女の子に育てたい力」として以下の2つをあげている。

「人を愛し、人から愛され、幸せな恋愛・結婚をして、幸せな家庭を築ける力」

「もし結婚してもしなくても、じゅうぶんに自分で生活でき、しかも生きがいを持って日々の仕事に取り組んでいけるキャリア力」

この2つの力こそが「女の子の幸福力」であるという。

著者は伝える。

「ペタペタ、ペタペタとタッチングし、ギュと抱きしめて、チュ!とキスする。そして「あなたってほんとうにステキ!愛してる。世界で一番大切!」と言葉で繰り返し伝えていくのです。『私、幸せになっていいんだ!」お嬢さんが心の底からそう感じることができるのが、最高の子育てです。」

そして、その土台となるのが、母親自身が「お子さんに何かつらいことがあったら、いつでも帰っていくことができる、心の安全地帯」になること、子育てでこれ以上に大切なことは何もないと断言している。

「ハッピーな女の子」を育てる

女の子の育て方の大原則

「お母さん自身がハッピーでいること。それが、ハッピーな女の子を育てるための大原則」と著者は伝える。

女の子は、同性である母親自身の生き方の影響をダイレクトに受け、娘の生き方のモデルそのものになるからだ。

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© 音声: VOICEVOX 青山龍星(男性)、VOICEVOX NEO(女性)
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この要約の著者

大学で日本文学を専攻。
卒業後、大手人材派遣会社で独立行政法人の就業サポート業務に従事。
育児中、ベビーマッサージインストラクター、食生活指導士等の資格を取得し、教育系メディアにてwebライターに。
2023年、サマリーオンラインに参画。累計100記事以上の要約記事を制作。
人生に新しい彩りを与える「本」とのコネクト役になれたら嬉しいです。

好きな本
『落梅集(島崎藤村/日本近代文学館)』
『ロラン=マルヴィーダ往復書簡(南大路振一訳/みすず書房)』
『好奇心を天職に変える空想教室(植松努著/サンクチュアリ出版)』

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