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【ミス・パーフェクトが行く!】

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目次

インフォメーション

題名ミス・パーフェクトが行く!
著者横関大
出版社幻冬舎
出版日2021年12月8日
価格1,760円(税込)

登場人物

・真波莉子
 厚生労働省事務職キャリア官僚 29歳 東大卒 麻雀サークルで腕を磨く あだ名「何でも屋」       

・内閣総理大臣栗林の隠し子
 総理秘書官たちからは「ミス・パーフェクト」と陰で呼ばれる

・真波薫子
 莉子の母親 神奈川県北相模市在住 地元水道会社の事務職 元銀座ホステス

・栗林智樹
 自明党総裁 内閣総理大臣 第三次政権

・城島真司
 42歳 元警視庁SP ジャパン警備保障(民間セキュリティポリス) 莉子の運転手・警備担当

・城島愛梨
 真司のひとり娘 小学3年生

・馬淵栄一郎
 元国会議員 旧馬淵派の長、栗林を総理に後押しした 莉子の麻雀仲間

・黒羽敏正
 衆議院議員 牛窪派

・牛窪恒夫
 外務大臣 牛窪派閥の長

・浦野裕也
 スマイリーズ西多摩店店長

・グエン
 ベトナム人 バイト 日本語学校通学中

・星村啓介
 スターライト航空社長

・宮野由菜
 キャビンアテンダント

・姫村瑛人
 パイロット モデルと結婚して3年

・亀田市長
 北相模市市長

・鶴岡正人
 北相模市立病院院長 東亜医大から招へい

・厚沢和幸
 元自衛官 馬淵の元秘書 

あらすじ

某政治家の不適切発言による炎上を収束させなさい。

霞が関の中央合同庁舎でワークバランス有識者会議の司会をする真波莉子。

少子化対策の話題で衆議院議員黒羽敏正は「わたしなんかに言わせれば女というのは子供を産んでなんぼだ」と発言。

リアルタイムでネット中継され炎上した。

莉子は厚労省局長から後始末を任される。

栗林総理はこの事態に莉子に頼るばかり。

総理の弁まで準備する。

完璧な莉子の行動に秘書たちは彼女を「ミス・パーフェクト」と呼んだ。

黒羽議員はボス牛窪恒夫の指示を乞うため謝罪を拒んだが、馬淵からもらった牛窪の不倫写真ネタを使い、莉子は牛窪と直接交渉をし、黒羽の謝罪会見を承諾させた。

この件が発端で、牛窪は総理の隠し子情報をチラつかせ、莉子を自分の女にしようと脅したが、莉子は拒否すると、すぐさま厚労省を退職した。 

民間セキュリティポリスで働く城島真司は、先輩上司から突然の配置換えを言い渡され、総理の隠し子、真波莉子の警護と運転手をすることになった。

ある日、牛窪大臣が莉子を脅す場面を目の当たりにする。

守秘義務から硬く口を閉ざす城島に、総理から莉子の警護を念押しされる。

某ファミレスの売り上げワーストワンの店舗を何とかしなさい。

莉子は城島親子とファミレス「スマイリーズ」で食事中、従業員募集のポスターに目を留めた。

莉子は応募し、直ぐに店舗で群を抜く働きぶりをみせる。

莉子がキャリア官僚で総理の隠し子だと知ったファミレスの副社長は、「売り上げワースト店舗の実態調査と再建案」を莉子に頼む。

店長補佐としてスマイリーズ西多摩店に着任した莉子は、さっそく店内で横暴極めるチンピラ集団を威力業務妨害で警察へ通報した。

莉子は浦野店長の及び腰を察し、積極的に行動する。

問題は従業員不足と過重労働にあると判断。

パート従業員たちが辞めた理由が、子どもの預け場所がないことだと知った莉子は、休職中の保育士を任用した認可外家庭的保育事業を提案し、ファミレス本社に了承させる。

一方、休みがちなグエンの調査を城島に頼む。

グエンはオーバーワークで不法就労におびえていた。

法務省の知人を頼り問題なしと知る。

店舗再建のために近隣高校へのランチ宅配を行ったところ、それが大いに当たる。

だが、莉子の素性がまたもやマスコミにバレ、莉子は従業員に和の重視を言い残して退職した。

某航空会社の客室乗務員のセカンドキャリアについて考えなさい。

莉子は麻雀仲間でスターライト航空の星村社長から、今後を見据えた客室乗務員のセカンドキャリアを考えてほしいと頼まれる。

客室乗務員になった莉子は、偶然、同僚の宮野由菜とパイロット姫村との不倫問題に直面する。

姫村は搭乗時のアルコール検知に引っかかり問題となった件を、由菜の所為だと偽った。

上層部は由菜を謹慎にし、姫村にお咎めなし。さらに姫村の妻は由菜を訴えると言いだした。

莉子が城島に姫村の妻の動向を探らせると、妻の不倫が判明した。

それをネタに先方の訴えを取り下げさせた。

一方、課題のセカンドキャリアについて、莉子は准看護師への転職がひらめき、Nプロジェクト制度を提案した。

フライトをしながら資格試験の準備を重ねて、授業料は会社が全面負担。

医師会とも話をつけて道筋をつけた。

由菜たちも賛同した。

やがてNプロジェクトは会社担当者へ引き継がれ、莉子は退職する。 

一方、城島は娘のいじめに悩み、不登校気味な愛梨にどう対処してよいか迷っていた。

赤字経営が続く某市立病院の経営を立て直しなさい。

莉子の母親薫子が交通事故にあい、北相模市立病院に救急搬送された。

骨折で全治三ヵ月。

実家に戻った莉子は、看病と薫子の勤める水道会社の事務を引き受ける。

莉子から実家で一緒に暮らすことを提案された城島は、愛梨を連れて北相模市へ移る。

ある日、赤坂の雀荘へ呼ばれた城島は、馬淵からドイツ帰りの厚沢の護衛を頼まれた。

厚沢には、日本に居られない政治的事情があると察する城島。

結婚する娘に一目会いたいと願う厚沢に、城島は一計を案じ娘との対面を図る。

だが、深い傷を背負う厚沢は遠慮気味にその場を立ち去った。

嘗ての暗殺未遂の関係者と想像した城島は、馬淵から裏事情を明かされた。

莉子の素性を知った北相模市の亀田市長は、市立病院の財政再建を莉子に依頼する。

先ずはコストカットを決意する莉子。

市立病院院長の鶴岡に挨拶するが「当病院は今のままでいい」の返答を問題視。

再建計画説明会で莉子は不採算セクションの縮小・廃止を提示し、職員に動揺が広がる。

第二弾のコストカットは市職員の給与1割カット。

不足医師の派遣を大学病院に要請済み。

患者の受け入れを増やし病床率アップ策に、周囲も次第に同調し始める。

院長の賄賂の疑いや医師会に対する無力さを指摘し、鶴岡に退陣を匂わす莉子。

直後、院長室へ医療事故を理由に乱入するライフル男。混乱する院内に別件を終えて戻った城島が窮地を救う。

ライターのコメント

総理の隠し子で厚労省キャリア官僚の真波莉子は、絶対的スーパーヒロインだ。

ほれぼれする仕事ぶり。

肩書だけでなく腕も達ち、情報ツウでパイプも太い。

官僚仲間とは部署を跨いだ友好関係。どんな依頼も完璧に仕上げる。

身近にそんな人は見当たらない。

思わず、すごい!こんな官僚がいれば日本の未来も明るいはず……。

麻雀好きで、政界・財界人の集まる赤坂の予約制隠れ雀荘。

元大物政治家や大手企業社長に囲まれて、大事依頼を受ける莉子。

牌を打つ姿も潔い印象で、飄々と約束を果たす姿は痛快だ。

難解な事態にハラハラしても、アイデアと決断力・実行力、

各界のブレインによって問題はクリアする。読後感はすがすがしい。ミス・パーフェクトにドンピシャな主人公に乾杯!

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