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【昨夜のカレー、明日のパン】

読むのにかかる時間 約 3 分

目次

インフォメーション

題名昨夜のカレー、明日のパン
著者木皿 泉
出版社河出書房新社
出版日2013年4月
価格1,111円(税込)

登場人物

テツコ
 主人公。 亡くなった夫・一樹の父と暮らしている。

ギフ
 その名の通り、テツコの義父。気象予報士。

岩井さん
 テツコの恋人。テツコに結婚を申し込むも、断られる。

あらすじ

※一部、ネタバレを含みます。

※本記事は要約記事ではなく、自身の言葉であらすじ及び感想を書いたものです。

テツコとギフ

テツコは亡くなった夫・一樹の父(テツコからすると義父)と一緒に暮らしている。

ギフとの二人暮らしが始まってから7年、テツコはあることに悩んでいた。

テツコの悩み

テツコの悩みは、恋人である岩井さんからのプロポーズを受けるべきかということだった。

結局、テツコは岩井さんのプロポーズを断るのだが、岩井さんは変わらずテツコと付き合い続けてくれる。

テツコの思い

テツコはある日、一樹のいとこにあることをお願いした。

テツコの願いとは、葬式の時にくすねた一樹の遺骨をお墓に戻すこと。

一緒にお墓に行き、帰りに寄ったホテルでテツコは「一樹のことは死ぬまで忘れない」とつぶやく。

岩井さんの結婚詐欺騒動

そんな中、ちょっとした事件が起こった。

なんと、岩井さんが結婚詐欺に遭ったという噂が流れたのだ。

自分にプロポーズしておきながら結婚詐欺なんて、と怒ったテツコは喧嘩になった勢いで岩井さんの携帯を一緒に持ってきてしまう。

すると、そこに「岩井さんから大金をもらってしまったので返したい」と少女から電話がかかってくる。

岩井さんは結婚詐欺に遭ったのではなく、橋から飛び込もうとした少女に大金を渡していたのだ。

テツコは少女と一緒にお金を返しに行くのだが、その途中で少女から、岩井さんがくれたという魔法のカードについて教えてもらう。

テツコはその話を聞いて、自分も魔法のカードがほしいと岩井さんに伝えて仲直りするのだった。

岩井さんとギフ

岩井さんの結婚詐欺事件の後、今度はギフが家出をした。

ギフが向かった先は岩井さんの家。

テツコはギフが女に引っかかっているのではないかと睨んでいるが、まさにその通り。

ギフは家具屋を営んでいる女性を助けようとして、だまされてしまったのだ。

テツコに真実を伝えられないギフは岩井さんに助けを求めに来た。

岩井さんとギフはなんとか口裏を合わせてテツコに真実を伝えず、岩井さんの家に届いてしまった大量の家具に関してはオークションサイトで売り払った。

その結果、なんとか家具問題は解決したのだが、今度はテツコが突然いなくなってしまう。

これからの生活

ギフが帰ってきてからしばらくして、今度はテツコがいなくなった。

この間の仕返しかと肩を落とすギフに優しい声をかける岩井さん。

すると、テツコが岩井さんの家にやってくる。

テツコが行っていたのは京都だった。

手に持っている紙袋の中には岩井さん用の茶碗が入っており、テツコは一緒にご飯を食べたときに岩井さんの分の食器を買いに行っていたのだ。

テツコは岩井さんが家にご飯を食べに来たときに、ちょっと寂しそうにしていたのを覚えていたのだ。

それから岩井さんはその食器を持ってテツコとギフの家にやってくるようになり、3人の新たな生活がスタートするのだった。

ライターのコメント

本作は、それぞれのキャラクター毎に話が展開されていくものの、すべての話に関係するのが「一樹の死」である。

テツコの夫・一樹は25歳の時にガンで亡くなっているのだが、ストーリーの展開において、それぞれのキャラクターの一樹への思いが詳細に描かれている。

しかし、重たくなりすぎないのが本作の特徴である。

テツコとギフの会話はどこかほのぼのとした雰囲気を感じさせ、それぞれのキャラクターからは温かみが伝わってくる。

タイトルである『昨夜のカレー、明日のパン』の由来は最終章『一樹』に描かれている。

是非確認していただきたい。

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