【蒸気機関車に竜を乗せて】

インフォメーション
題名 | 蒸気機関車に竜を乗せて |
著者 | 黒崎江治 |
出版社 | Independently published |
出版日 | 2024年3月 |
価格 | 499円(税込) |
登場人物
・ジャックライン(ジャッキー)
本作の主人公。若き女性記者。好奇心と勇気を持つ。
・フリオ(フリュオール)
竜(赤)双子の兄。たくましい性格。人間に変身すると大柄な木こり姿。
・パルサ(パルサール)
竜(青)双子の弟。理性的で物腰が柔らかい。人間に変身すると貴族風の男性。
・ジャッキー
かつて竜たちと友人だった人物。現在はすでに故人と推測される。
あらすじ
※一部、ネタバレを含みます。
※本記事は要約記事ではなく、自身の言葉であらすじ及び感想を書いたものです。
竜との出会い
とある町に取材のため訪れた主人公・ジャックライン(ジャッキー)。
取材の締めくくりに、彼女はある海辺の洞窟に立ち寄る。
そして奥から這い出してきた2頭の竜と遭遇する。
竜は彼女の姿を見るやいなや、「久しぶり」と声をかける。
しかし、彼女はその竜に会うのは初めてだった。
2頭の竜
2頭の竜はフリュオールとパルサールという兄弟竜だった。
2頭は400年前、ジャッキーという少年と仲が良かったという。
ある時を境に彼と会えなくなった2頭は、改めて彼へと繋がる人物や情報を探そうと決める。
ジャッキーを訪ねて
彼らの手助けがしたいと思ったジャックラインは、2頭とともにジャッキーを探す旅を始めることに。
本当のジャッキーを訪ねて蒸気機関車に乗り込む3人。
道中で列車強盗に遭うなどトラブルに巻き込まれながらも街を巡り、情報を集めていく。
その中でゲールザッドという不死者がジャッキーを知る手がかりを握っているのでは、という情報を耳にする。
思い出を巡って
ゲールザッドの元へ向かう3人。
森の中でひっそりと暮らすその人物は確かにジャッキーのことを知っていた。
しかし同時に、3人はジャッキーが味わった壮絶な苦難をも知ることになる。
明かされた真実
ジャッキーの過去を知る中で、3人は国の重要な秘密に触れてしまう。
その秘密に関与する魔術師アイーシャにジャッキーの行方を尋ねるため、再び旅へ出る。
アイーシャの元へと辿り着いたジャックラインは、彼女からジャッキーの晩年について聞かされる。
話し終えた彼女は「秘密を探る行為」への警告とともに、踏み込んできた男たちにジャックラインを捕えさせ…