【生成AI最速仕事術】

インフォメーション
| 題名 | 生成AI最速仕事術 |
| 著者 | たてばやし淳 |
| 出版社 | かんき出版 |
| 出版日 | 2025年6月 |
| 価格 | 1,980円(税込) |
◎仕事が速い人は、AIに“仕事を任せている”――そのノウハウを徹底解説
◎秘訣は「プロンプトの型」にあり。作業時間は「1時間→30秒」に!
◎Gamma、Napkin AI、Deep Research……使える生成AI・ツールを全網羅
・日報や議事録、メール作成に追われ、毎日が手一杯
・生成AIを使ってみたが、思うように成果が出ない
・AIの命令文(プロンプト)を考えるのが面倒
・結局どのAIを使えばいいか分からない……
本書では、こんな悩みを一気に解決する「生成AI最速仕事術」を紹介します。
YouTube登録11万人の人気IT講師の著者がたどり着いた答え――それは、
「プロンプトの型」と「AIツールの最適な組み合わせ」の2つ!
よく使うプロンプトを「型」として整理し、コピペ・自動化ツールを駆使して、
メール作成・議事録作成・資料作成・日報報告・データ分析など、
あらゆる業務を“たった数クリック”で終わらせる方法を紹介します。
また、ChatGPTはもちろん、Gamma、Napkin AI、
Deep Research、GPTsなど、目的別に最適なAIの使い方も徹底解説。
限られた時間で成果を出し続けた著者のノウハウを余すところなく伝授します。
「生成AIを使えば、業務時間は1/100にできる」――
そんな夢みたいな体験を「最速で体感」できる、生成AI仕事術の決定版!
引用:かんき出版
ポイント
- 「コピペで使えるプロンプトの型」と「さまざまな生成AI・ツールの最適な組み合わせ」を理解することが生成AI最速仕事術をマスターするポイント
- 良いプロンプトの条件は「目的」「条件」「参照情報」の3要素が明記されていること
- パワポ資料作成には「Gamma」、図解作成には「Napkin AI」やChatGPTの「キャンバス」機能、「ShowMe」などのAI・ツールが活用できる
サマリー
音声で聴く
はじめに
本書は、生成AIを活用して生産性100倍を実現するためのメソッドをまとめた一冊だ。
書籍の中で紹介されている仕事術のポイントは2つ。
①「プロンプトの型」のマスター&コピペ効率化
②さまざまな生成AI・ツールの最適な組み合わせ
著者によると、これら2つのポイントを押さえ実務に活かしていくことで、仕事の飛躍的な生産性向上が成し遂げられるという。それぞれ詳細を見ていこう。
「プロンプトの型」のマスター&コピペ効率化
生成AIを業務で活用する際に最も時間がかかるのがプロンプト(指示文)を考える作業。
本書では、業務で使えるプロンプトの文面(プロンプトの型)が複数紹介されている。
これらをコピペ効率化ソフトと組み合わせて活用することで、高速でAIに的確な指示を出すことができるようになる。
さまざまな生成AI・ツールの最適な組み合わせ
代表的な生成AIと聞いて多くの人が思い浮かべるのはChatGPTだろう。
本書でもChatGPTの活用方法は多数取り上げられている。しかしそれだけではない。
現在、インターネット上にはChatGPTのほかにもさまざまな生成AI・ツールが公開されている。
スライド生成を行うGamma、図解生成を行うNapkin AI、リサーチを自動化するDeep Researchなどがその一例だ。
本書では、用途に応じた各種生成AI・ツールの使い分けを紹介するとともに、これらのAIやツールがより効率的に使えるようになる組み合わせを紹介している。
作中で説明されている生成AI・ツールを使用した仕事内容は、「文章作成」、「プレゼン」、「リサーチ」、「情報整理」の四種類がメインとなる。
本要約では、まず初めに生成AI活用の基本となる良いプロンプトの書き方を紹介し、その上で「プレゼン」に関する内容に焦点をあてて生成AI最速仕事術を紹介していく。
生成AI最速仕事術の基本
良いプロンプトの基本
良いプロンプトには条件がある。それは「目的」「条件」「参照情報」の3要素が明記されていることだ。
良いプロンプトの具体例は以下の通り。
<良いプロンプト例>
新しい商品キャンペーンをお知らせするためのメールを作成してください。
#条件:
1.件名と本文を分けて書いてください
2.「です・ます」調で丁寧かつ簡潔にまとめてください
3.本文の最後にキャンペーンURLを入れてください
#参照情報:
・商品名:スマートコーヒーメーカー
・キャンペーン期間:○月○日~○月○日
・URL:https://www.example.com/
このようにプロンプトを書くことで、ChatGPTがユーザーの目的を理解して適切な回答を返してくれる。
コピペで使えるプロンプトの型
プロンプトの入力にはさまざまな方法が存在するが、毎回テキストを打ち込んで指示するのは手間がかかる。
そこで役に立つのが、「コピペで使えるプロンプトの型」だ。
「コピペで使えるプロンプトの型」の基本構造は、前半と後半の2つのパーツに分かれたパズルのようなものだ。
【前半】固定部分
いつも変わらない条件を書いておく部分。一度作成したら何度も使いまわせるため、コピペ効率化ソフトに保存し、すぐに呼び出せるようにしておく。
【後半】可変部分
毎回自分で入力する必要がある部分。「箇条書き」「音声入力」「ファイル添付」などの中から、自分が最もラクだと感じる方法で入力する。
固定部分と可変部分の具体例は以下の通り。
<固定部分のプロンプト例 議事録の作成>
議事録を執筆してください。
#条件
・「です・ます調」で書くこと
・結論、概要の箇条書き4つ、詳細という構成
・最後に今後のTODOを挙げる
<可変部分のプロンプト例 議事録の作成>
#要件
えっと……先週の進捗共有ですけど、3月末までに完了するって話してた作業が遅れてるってことで、どう調整するか決めたいんですよね。それで予算の件なんだけど、思ったより開発コストがかさんでて……
(会議の文字起こしを直接入力)
このように「型」を活用してプロンプトを作成すれば、一貫性のある質の高い議事録を短時間で作成することができる。
プロンプトの型を一発で呼び出せる「コピペ効率化ソフト」
コピペ効率化ソフトを利用すると、よく使うプロンプトをあらかじめ登録し、ワンクリックやショートカット操作で簡単に呼び出せるようになる。
各媒体向けに著者が紹介しているコピペ効率化ソフトは次の通り。
✓Windows向け「Clibor」(クリボー)
✓Mac向け「Clipy」(クリッピー)
✓iPhone向け「コピペ帳」
これらのツールに前節で紹介したプロンプトの固定部分を登録しておくことで、状況に応じたプロンプトを即座に呼び出すことができ、生成AIの活用効率は格段に向上する。
