【動きたくて眠れなくなる。】
インフォメーション
題名 | 動きたくて眠れなくなる。 |
著者 | 池田貴将 |
出版社 | サンクチュアリ出版 |
出版日 | 2012年4月10日 |
価格 | 1,320円(税込) |
「感情」を精神論ではなく科学的にコントロールして、
自分がのぞむ結果を出し続けるためのガイドブック。
動きたくてもすぐに動けない、続けたくてもなかなか続けられない
原因を解き明かしながら、「自分」と「チーム」を動かす
マネジメント術を図解入りでやさしく伝える。
【本書がもたらす5つの効能】
1 感情を自在にコントロールできるようになる
2 あらゆる制限をなくして、新しい自分と出会える
3 人の心を豊かにしながら、人に影響力を持てるようになる
4 高い目標に向かって、行動を継続できるようになる
5 努力感なく、価値のある人生を作っていけるようになる
引用:サンクチュアリ出版
ポイント
- すべての感情は、あなたの人生がより良い方向に進むように、24時間見守ってくれている。
- 「決断→行動→結果」あなたは、つねに何らかの“結果”を出すために“行動”している。
- 自分の持っている能力のほとんどは、“自分がいま意識を向けていること”のために使われる。
サマリー
はじめに
人は感情の生き物だ。やってみたいと思っていても、“不安”で手が出せなかったり、やるべきことだとわかっていても、“面倒くさくて”手が出せなかったり、いつもならうまくいくのに“プレッシャー”で望む結果を出せなかったりする。
自分の行動は、自分の考えで決めている。
でも行動に移せるかどうかは、結局そのときの“感情”次第。
本当は「自分の行動は、すべて“感情”に支配されている」ことを、今までの経験からよく知っている。
それなのに多くの人は自分の感情について知ろうとせず、どう向き合うべきなのかもあまりよくわかっていないようだ。
感情は脳の中で起きているただの化学反応だから、自分の意志でコントロールすることができる。
古今東西の賢人たちは皆、その力のすばらしさを認めていた。
この本は、専門家たちが解き明かしてきた“感情の法則”の中から、実生活で使えそうなものだけを選りすぐって、分かりやすくまとめた。
法則を当てはめていく中で、どんなアドバイスよりも優れた知恵、そして最高の未来を作り上げる力が、すでに自分の中にあったんだという驚きと感動をぜひ味わってほしい。
感情を自由に操る技術
意味づけを変える
今どんな感情を持っているのか。
その種類によって世界の見え方や周りの評価、出せる能力がガラッと変わってくる。
私たちはなんとなくだが、感情には「自分の背中を押してくれるもの」と「足を引っ張るもの」が存在することをわかっている。
しかし、はじめに言ってしまえば「無駄な感情」は一つもない。
自分を邪魔する感情があるという考え方は捨ててよい。
すべての感情は、あなたの人生がより良い方向に進むように、24時間見守ってくれている。
感情と正しく付き合うには、自分の感情を全面的に信頼することから始めよう。
感情は大雑把に分類すれば、“快感”と“痛み”の2種類しかない。
人は“快感”を求め、“痛み”を避けるために行動するのである。
自分にとって不利に働く感情も、その「持たせている意味」を変えることで一種の警報機の役割を果たす。
痛みの感情は、「行動を変えろ」と知らせてくれているのである。
結果を作っている手順
「この決断によって、その後の人生が大きく変わった」なんて話をよく聞く。
しかし、一回の決断で、人生が変わることなんてない。
人生は、毎瞬、毎瞬の小さな、“決断”の積み重ねによって作られているのだ。
「決断→行動→結果」あなたは、つねに何らかの“結果”を出すために“行動”している。
その“行動”は、「こうしよう」と思ったあなたの“決断”から作られている。
その“決断”に影響を与え続けているのは、“思考”ではなく“感情”なのである。