【子どもの自己効力感を育む本】
インフォメーション
| 題名 |
子どもの自己効力感を育む本 |
| 著者 |
松村亜里 |
| 出版社 |
WAVE出版 |
| 出版日 |
2020年3月14日 |
| 価格 |
1,650円(税込) |
自己効力感とは「成功するかわからないけどとくかくやってみよう」という気持ち。
この力、育ててあげたいと思うママは多いのではないでしょうか。
人は誰もが自己効力感を持って生まれてくるといいます。生まれ持った自己効力感を育むのは日常の中のママの声がけ。
「あなたは賢い」
「天才だよ」
良かれと思ってかけてきた言葉が、実は自己効力感を下げていたとしたら…⁈
一体どんな言葉をかければいい? 本書では、子どもたちの自己効力感を最大限に引き上げる声がけを30のシチュエーションでご紹介。
効果は一瞬で表れるから、ママと子どもに幸せのサイクルが生まれます。
引用:WAVE出版
松村 亜里(まつむら あり)
ニューヨークライフバランス研究所 代表
母子家庭で育ち中卒で大検をとり、朝晩働いて貯金をしてニューヨーク市立大学入学。
首席で卒業後、コロンビア大学大学院修士課程 臨床心理学 、秋田大学大学院医学系研究科博士課程 公衆衛生学 修了。
医学博士・臨床心理士・認定ポジティブ心理学プラクティショナー。
ニューヨーク市立大学、国際教養大学でカウンセリングと心理学講義を 10 年以上担当し、2013 年からニューヨークで始めた異文化子育て心理学講座が好評で州各地に拡大。
ニューヨークライフバランス研究所を設立してポジティブ心理学を広めている。
幸せを自分でつくり出す人を増やすために、エビデンスに基づいた理論とスキルを紹介し、実践に落とし込む講座を展開。
世界中の親に向けて 2018 年に開設した「世界に通用する子どもの育て方オンライン講座」が好評で書籍となる。
ポジティブ心理学を人生に活かす「 Ari’s Academia 」ビジネスや仕事に活かす「 Ari’s Academia for Professio nals 」、 二つのオンラインサロンも開催中。
引用:WAVE出版
ポイント
- 人はみな、自己効力感を持って生まれるとされる。自己効力感とは、結果を恐れずに挑戦していく力のことだ。
- もっとも育てたいのは、自信はないけど「やってみよう」という気持ち。例えば、楽しそうと好奇心が沸いたり、努力することで自分の能力が伸びると思えたり、そのこと自体に意味があると感じられたりするときだ。
- 親と子どもが幸せになる親子関係を築ければ、自己効力感を育むことができる。
サマリー
子どもはみな「自己効力感」を持って生まれてくる
結果を恐れずに挑戦する力=自己効力感
人はみな、自己効力感を持って生まれるとされる。自己効力感とは、結果を恐れずに挑戦していく力のことだ。
この自己効力感を育てることが、いろいろなことに積極的にチャレンジし、幸せになっていく重要な要素として注目されている。
自己効力感が高いとは、
①自分の行動は意味があるという「信念」
②自分ならできるという「自信」
③難しい課題も努力すれば目標に近づけるという「希望」
であり、自己効力感があると、未知の世界に飛び込む勇気が沸いてくるのだ。
会員登録済みの方はこちらからログイン
© 音声: VOICEVOX 青山龍星(男性)、VOICEVOX NEO(女性)
今読んだ要約の感想を投稿
この要約の著者
大学で教育学を学んだ後、心理学にも興味を持ち、再び大学へ入学。
卒業後、心理カウンセラー(民間)の資格を取得して、地元の病院へ就職。
以後30年以上、さまざまな病院で医療従事者として勤務。
2023年、サマリーオンラインに参画。累計100記事以上の要約記事を制作。
「本で人生を変えてもらいたい」との想いで精進中。
好きな本:
『道をひらく(松下幸之助/PHP研究所)』
『私の生活流儀(本多静六/実業之日本社)』
『逆境を越えてゆく者へ(新渡戸 稲造/実業之日本社)』