【クラクションを鳴らせ! 変わらない中古車業界への提言】

インフォメーション
題名 | クラクションを鳴らせ! 変わらない中古車業界への提言 |
著者 | 中野優作 |
出版社 | 幻冬舎 |
出版日 | 2023年8月 |
価格 | 1,870円(税込) |
元ビッグモーター幹部の懺悔と革命への誓い
極端な利益至上主義から脱却し、顔が見えるクルマ屋2.0へ
なぜビッグモーターはおかしくなってしまったのか?
中古車業界の歪な構造!
異常なインセンティブと恐怖人事
利益至上主義で狂っていく現場!
日本企業の普遍的な闇がここにある!
【門外不出】
熾烈な競争環境の中で辿り着いた、
営業とマネージメントの最強ノウハウを全公開。
引用:幻冬舎
ポイント
- 「どこの誰から買うのか?」が大きなファクターになってくることは間違いない。
- 営業の役割は「お客様の人生を想像し、充実させる」事だ。
- 僕たちはクルマを売っているんじゃない。クルマのある楽しさを売っているんだ。
サマリー
はじめに
一人でプレハブからスタートしたBUDDICAも、創業5年で販売台数四国No1を獲得した。
この創業からの急成長を支える土台となったのは、前職であるビッグモーターでの経験だ。
世間を騒がせたような不正なんかではない。
この本には、真っ当にやってきて成功した部分や、繰り返して欲しくない失敗を余すことなく書いた。
自分自身が数々のトライ&エラーを繰り返し、時には小便に血を混じらせ、内臓を痛めながら手に入れた、大切な財産である。
金儲けの為に誰かを苦しめたり、傷つけたり、誰かの笑顔を奪うような事は仕事とは言わない。
本来仕事とは、誰かの笑顔を増やすことの筈だ。
本書は極端な利益至上主義に対する、クラクション(注意喚起)でもある。
営業の新時代
トップセールスになるには?
「なぜトップセールスまで最短でいけたのか」とよく質問を受ける。
「誰よりも考え行動したから」と決まって答える。
僕は今もそうだが、クルマに疎い。
なぜ素人の僕が売ることが出来たのか。
「クルマを売ろうとせずに、クルマのある生活を売ろうとしていた」からだ。
商品説明をせずに、お客様がクルマに求める事を一緒に考えて、相手の立場になって一緒に探していた。
これが営業の本質だと思う。
お客様にとってのクルマとは、移動手段以上の「何か」が必ずある。
その「何か」を引き出して、限られた条件の中で選択肢を提供し、最適解に導く。
そこにはもちろん楽しさも必要だ。