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【聞く技術 聞いてもらう技術】

インフォメーション

題名 聞く技術 聞いてもらう技術
著者 東畑 開人
出版社 筑摩書房
出版日 2022年10月6日
価格 946円税込

 

 「聞く」は声が耳に入ってくることで、「聴く」は声に耳を傾けること―。「聴く」のほうがむずかしそうに見えて、実は「聞く」ほうがむずかしい。「聞く」の不全が社会を覆ういまこそ「聞く」を再起動しなければならない。そのためには、それを支える「聞いてもらう」との循環が必要だ。小手先の技術から本質まで、読んだそばからコミュニケーションが変わる、革新的な一冊。

引用:筑摩書房

ポイント

  • 誰かのストーリーを受け止めるスペースが心の中に生まれるのは、自分自身の話を聞いてもらえたときだ。「聞く」を回復するためにはまずは「聞いてもらう」から始めよう

  • 「聞いてもらう技術」と「聞く技術」はセットなのだ。「聞く」と「聞いてもらう」の二つが円滑に循環する社会になったとき、「聞いてもらう技術」は誰もが使える技術として完成する。

サマリー

なぜ聞けなくなるのか

「聞く」と「聴く」では何が違うのだろうか。

一般的に「聞く」とは声が耳に入っている状態であり、語られていることをそのまま受け止める行為である。

日常的に私たちができることだ。

一方で、「聴く」というのは声にしっかりと耳を傾け、言葉の裏側にある気持ちにまで触れようとする行為である。

一見すると「聴く」のほうは専門的な行為でありレベルも難易度も高いように感じるが、その考えがいかに浅はかであったかに気づいたと著者は言う。

なぜなら「聴く」というときは相手の話を聞く準備が整っているからだ。

しかし、何気なく日常で行われている「聞く」という行為にこそ、コミュニケーションの本当の難しさが潜んでいる。

「なんでちゃんとキいてくれないの?」と言われるとき、求められているのは「聴く」ではなく「聞く」だからだ。心の奥底にある気持ちを知って欲しいのではなく、言っていることを真に受けてほしいのだ。

それが「ちゃんと聞いて」という訴えの内実である。

「聞く」ことができない場合、私たちは相手の言葉が耳に入ってこないような状況に陥っている。

話が聞けないのは話を聞いてもらっていないからなのだ。

心が追い詰められ、脅かされているとき人の話を聞くことはできないのだ。

誰かのストーリーを受け止めるスペースが心の中に生まれるのは、自分自身の話を聞いてもらえたときだ。

「聞く」を回復するためにはまずは「聞いてもらう」から始めよう。

孤立から孤独へ


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