【特集】無名のラッパーがいきなり全米1位の大ヒット!成功の秘訣はあのSNS
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リル・ナズ・Xというアメリカのラッパーをご存じだろうか?
今はまだしも数年前はほとんどの人が知らなかったはずだ。
2019年、そんな無名のラッパーが、数々の大物アーティストを押しのけ、全米シングルチャート19週連続1位の史上最長記録という偉業を成し遂げた。
楽曲がリリースされた昨年末の時点ではメジャーレーベルに所属すらしていなかったアーティストだが、大物プロデューサーがいたわけでも有名なラッパーの後ろ盾があったわけでもない。
そのブームの点火役になったのは、TikTokだ。
多くの再生階数を記録し、無名の新人のデビュー曲を世界的なヒットに押し上げた。
このように、TikTokの影響力は凄まじい。
TikTokで使用された曲はそのまま人気になることも多く、TikTokで流行らせることを狙った楽曲も作られるほどだ。
いまや世界的に有名なSNSとなったTikTokだが、なぜここまで人気になったのだろうか?
多くのSNSがTwitterやInstagram、Facebookといった人気SNSの影に消えていく中で、どのようにして確固たる地位を築いたのだろうか?
それは、決して偶然ではない。
そこには、徹底した市場分析で空席を狙う作戦をはじめ、様々な戦略が存在したのである。