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【「丁寧」なのに仕事が速い人の習慣 感謝され、利益も2倍になるビジネスの絶対法則】

インフォメーション

題名 「丁寧」なのに仕事が速い人の習慣 感謝され、利益も2倍になるビジネスの絶対法則
著者 池田 輝男
出版社 幻冬舎
出版日 2023年1月12日
価格 1,650円(税込)

 

組織で輝く一流の人ほど、丁寧なのに仕事が速い!新人もベテランも一生使える、丁寧仕事術の極意利益2倍! 特殊輸送業界No.1に成長させたピアノ運送業者が教える、ビジネスの絶対法則とは?・「成功イメージ」で事前確認を3回・「整理」と「整頓」の違いを理解する・「心・技・体」を鍛える・トイレ掃除を業務の一環にする etc…仕事のミスが多い新人から、働き方をアップデートしたいベテランまで必読!すべてのビジネスパーソンに役立つ「丁寧仕事術」を大公開。

引用:幻冬舎

ポイント

  • 「丁寧」とは「相手を思いやること」であり、思いやりは相手を観察して知ることにより成り立つものだ。そのため、相手を知る過程でわずかな差を埋めていくことで相手は「丁寧さ」を感じるのである。

  • 丁寧な仕事をするには準備は欠かせない。準備を怠れば仕事の時に不要な手間がかかり、最悪、事故や怪我の元になってしまうこともある。準備の中でも道具の準備は特に重要である。

  • 「丁寧な仕事をする会社」と評価されるためには丁寧な仕事をする「社員」が必要だ。丁寧な社員を育てるためにまず大切なことは、「意識の変化」である。

サマリー

「丁寧な仕事」とは

「丁寧」とは「思いやり」

「日本一、お客さんからありがとうを集めること」をミッションとし、「丁寧な仕事」をする。

それが池田ピアノ運送の核である。

では、本書タイトルである『「丁寧」なのに仕事が速い』人になるにはどうしたらいいのだろうか。

まず、「丁寧な仕事」とは一体何なのか。

本書では「ひたすら小さな努力を積み重ねて、99%と100%の間のわずかな差を埋めていくことが、丁寧さの根本である」としている。

そもそも「丁寧」とは「相手を思いやること」であり、思いやりは相手を観察して知ることにより成り立つものだ。

そのため、相手を知る過程でわずかな差を埋めていくことで相手は「丁寧さ」を感じるのである。

ピアノの傷は手の甲でチェックする

池田ピアノ運送の仕事は、その名の通りピアノ運送である。

ピアノ運送は運送業の中でも特に繊細なものを運ぶジャンルに属している。

200~400キロの重量があり、少しでも傷つければ音色に影響が及ぶ。

物によれば億単位にもなる高級品であり、どんな電化製品よりも扱いに苦労する。

そして、ピアノには大切な思い出が込められていることも多く、お客様の愛着度合いも大きい。

これらをふまえ、お客様からの信頼は最も重要である。

ピアノ運送には技術が必要になり、丁寧さ抜きには語れない。

では、池田ピアノ運送はどんな丁寧な仕事をしているのか。そのひとつが「ピアノの傷は手の甲でチェックする」というものである。

ピアノの移動の際、ピアノの傷をチェックして現状での傷の具合をお客様と確認する作業がある。

その際、傷を調べるために手の指や手のひらではなく手の甲を使うのだ。

これは指紋をつけないためと、手の甲が見えない傷やへこみを確認するのに適しているからである。

このような「小さな努力」が丁寧な仕事につながっている。

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© 音声: VOICEVOX 青山龍星(男性)、VOICEVOX NEO(女性)
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この要約の著者

大学で教育学を学んだ後、心理学にも興味を持ち、再び大学へ入学。
卒業後、心理カウンセラー(民間)の資格を取得して、地元の病院へ就職。
以後30年以上、さまざまな病院で医療従事者として勤務。
2023年、サマリーオンラインに参画。累計100記事以上の要約記事を制作。
「本で人生を変えてもらいたい」との想いで精進中。

好きな本:
『道をひらく(松下幸之助/PHP研究所)』
『私の生活流儀(本多静六/実業之日本社)』
『逆境を越えてゆく者へ(新渡戸 稲造/実業之日本社)』

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