【介護ヘルパーは見た 世にも奇妙な爆笑!老後の事例集】
インフォメーション
題名 | 介護ヘルパーは見た 世にも奇妙な爆笑!老後の事例集 |
著者 | 藤原るか |
出版社 | 幻冬舎 |
出版日 | 2012年9月26日 |
価格 | 858円(税込) |
ポイント
- 「介護」というと、つらく、しんどい行為のように思う方もいるかもしれない。そんなことはない。
- 認知症のお年寄りを相手にする際には、「今日はそう来たか、なるほど」くらいに思いながら相手をしてあげることが大切である。
- 介護環境もシステムも、人権保障という点でも世界に誇れるものにしたい。
サマリー
はじめに
親の介護について考えたことがあるだろうか。
核家族が当たり前になって祖父母と暮らした経験のない人が増え、人間が年を取って暮らしていくとはどういうことなのか、それをどうやって支えていくのか、まったくわからないという人が多いようである。
親の介護は遅かれ早かれ、だれにでも訪れることである。
介護のことが何もわからずに、突然、親の介護が必要になったら慌てふためいてしまう。
そうならないためには、介護とは何か、いざというとき、どうすればいいのかを前もって知っておくことが大切である。
「介護」というと、つらく、しんどい行為のように思う方もいるかもしれない。そんなことはない。
個性豊かなお年寄りと接することは楽しく、生き抜こうとする姿が大変愛おしく感じられる。
感謝をされると「ヘルパーをやっていてよかった」と心から思う。
ぜひ「介護」とはどういうものなのかを知っていただきたい。
そして、親の介護が必要となった時、少しでもお役に立てればと願っている。