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【東大から刑務所へ】

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題名 東大から刑務所へ
著者 堀江貴文 / 著 井川意高 / 著 
出版社 幻冬舎
出版日 2017年9月25日
価格 902円(税込)

 

 

【ホリエモン×カジノで106億円熔かした井川意高の壮絶な人生哲学のぶつかり合い】すべてを失わなければ、辿り着けない強さがある! 大学在学中に起業したライブドアを時価総額8000億円企業にまで成長させながらも、世間から「拝金主義者」のレッテルを貼られ逮捕された堀江貴文。大王製紙創業家の長男として生まれ、幼少時代は1200坪の屋敷で過ごし、42歳で3代目社長に就任しながらも、カジノで106億8000万円を使い込み逮捕された井川意高。二人の元東大生が刑務所に入って初めて学んだ〝人生の表と裏〟〝世の中の清と濁〟。東大では教えてくれない「人生を強く自由に生きる極意」を縦横無尽に語り尽くす。○エリートが辿り着いた〝ムショの教え〟○・人間の嫉妬ほど怖いものはない・「成り上がり」は真っ先につぶされる・裁判官の年収以上の金を動かした人間は全員悪人・ドンペリより運動後の麦茶のほうが美味い・くだらない愚痴を言い合えない環境ほど辛いものはない・刑務所では前を向いてはいけない。後ろを数えろ・すべてを失って初めて、自分らしい生き方が見つかる・夜の独房で「死の恐怖」と戦って分かること・どんな大恥をかいたって、すぐにみんな忘れてくれる・結局、仕事に勝る自由はない・シャバでついたアカは刑務所に入ってキレイに落とせ

引用:幻冬舎

ポイント

  • ホリエモンこと堀江貴文さん、大王製紙前会長の井川意高さんによる対談集。

  • それが東大卒から刑務所に堕ちるという通常想定外な経験だったとしても、それは不運であっただけ。人生の全てが不幸と決まったわけではない。たとえひとたびつまずいて転んでしまったとしても、再びそこから立ち上がることができる

サマリー

はじめに

井川氏は、東京大学法学部を卒業し創業家の3代目として、一部上場企業の大王製紙の代表まで勤めたが、カジノにハマり、会社の資金を私的利用したなど会社法の特別背任容疑で逮捕され、実刑判決を受けた。

同様に堀江氏、東京大学文学部中退後、経営破綻した旧ライブドアの経営権を取得し、ライブドアを急成長させたが、いわゆる「ライブドア事件」で逮捕、実刑判決を受けた。

両氏とも華麗なる経歴を持ちつつ、一転して刑務所へ入ることとなったがそこで人生が終わったわけではない。転落した人生と決めつけるのは早合点である。 

井川氏は、人間関係を整理し、収監時にはお勤めをこなす傍ら、読書を通じて教養を深めた。

堀江氏は、収監中もブログなどの配信活動を継続し、その後も精力的にロケット事業などに携わっている。

大きなつまずきを経ても、人間は再起することを伝えたい。

つぶすのも人、支えてくれるのも人

割に合わない有名税

華麗なる経営者時代、両氏は六本木を豪遊する日々を過ごしていたある日、共通の知人を通じて知り合った。六本木を練り歩き、会員制クラブでドンチャン騒ぎしたり、有名芸能人と交友関係となったり、派手な日々を過ごしていた。

しかし、時には謂れのないこともアレやコレやと噂されることもあった。

また、一度居合わせただけの関係でも「アイツと飲み友達なんだ」とか言い募る輩もいた。

そんな取り巻きは逮捕後、蜘蛛の子を散らしたように一斉に居なくなったという。

派手な生活から一転刑務所暮らしを経て、井川氏は「人間、有名になるとろくなことがない」、堀江氏は「仕事に勝る娯楽はない」と語る。

悲劇はいつも突然に

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