MENU

【会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方】

インフォメーション

題名 会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方
著者 渡部清二
出版社 東洋経済新報社
出版日 2018年6月
価格 1,540円(税込)

20年以上、毎号2000ページ超の会社四季報を
長編小説のように読んだ達人が教える
お宝株、大化け株が見つかる!

四季報を使った10倍株(テンバガー)、100倍株を見つける原則を解説しています。過去の四季報の誌面を使用して、原則や方法を検証し、実践的な見つけ方を解説しているので、四季報のどこをみれば、10倍株・100倍株が見つけることができるかが、わかります。著者は20年以上にわたって、会社四季報を読破しています。本書で解説されるのは、その経験の中から見つけた10倍株、100倍株を見つけるノウハウです。そのノウハウを身につければ、必ずしも隅から隅まで読み尽くす必要はありません。会社四季報はもちろん、会社四季報オンラインも活用して、効率的に10倍株、100倍株を見つけましょう。

引用:東洋経済新報社

ポイント

  • 「四季報をすべて読まなくても、10倍株・100倍株を見つけるノウハウは再現できる。だれにでもできる方法だ。」四季報は、単に「銘柄を調べるための辞書」ではなく、企業の未来を先読みするための最強ツールなのだ。

  • 著者は「四季報は物語であり、読み物である」と語る。単なる統計データではなく、そこから「人の意志」や「時代の変化」を読み取ることで、未来の成長企業を発見できる。

  • 四季報をすべて読破する重要性が説かれる本書だが、著者は決して読者にそれを強要しているわけではない。むしろ「ポイントを押さえれば、誰でも10倍株を探し出すことができる」として、4つの基本原則として挙げている。

サマリー

音声で聴く

『会社四季報』読破の達人が教える“10倍株”の見つけ方

本書は、株式投資において「10倍株」「100倍株」と呼ばれる大化け銘柄を、いち早く見つけ出すための“会社四季報”の読み解き方を伝授する一冊である。

著者は20年以上にわたり、およそ2,000ページに及ぶ『会社四季報』を最初から最後まで読み込み、実際に株価が10倍に成長する「テンバガー」を数多く発掘してきた達人だ。

彼は、アナリストや専門家の分析だけに頼るのではなく、身近な出来事や家族のひと言の中に投資のヒントがあると考える。

本書は、単なる「儲け話」ではなく、日々の生活で接する上場企業の商品やサービスを深く知ることが、人生をより楽しく、豊かにすることにもつながると説く。

その上で、著者は“会社四季報”を使って10倍株を見つけ出す具体的な方法を紹介する。

著者は述べる。
「四季報をすべて読まなくても、10倍株・100倍株を見つけるノウハウは再現できる。だれにでもできる方法だ。」

四季報は、単に「銘柄を調べるための辞書」ではなく、企業の未来を先読みするための最強ツールなのだ。

投資の最強の武器

年に4回、当たり前のように書店に並ぶ『会社四季報』。

だがその内容は、以下の点で世界に類を見ない最強のツールであるという。

まず、上場している全銘柄を1冊にまとめているという「網羅性」。

さらに、1936年6月の創刊以来、戦中・戦後の一時期を除き、今日まで発行が続いているという「継続性」。

そして、上場企業がまだ四半期ごとの決算を公表していなかった時代に、年4回の発行を決めたという「先見性」である。

著者は「四季報は物語であり、読み物である」と語る。

 単なる統計データではなく、そこから「人の意志」や「時代の変化」を読み取ることで、未来の成長企業を発見できる。

著者によれば、四季報を読むうちに「会社の息づかい」が感じられるようになるという。

文章のトーンや数字の流れの変化から、記者が取材を通して感じ取った“手応え”がにじみ出てくる。

たとえば、前号では「慎重」だった表現が次号では「好調」「上ブレ」など前向きなトーンに変化している場合、それは企業の現場で何かが動き始めているサインである。

こうした微妙な変化に気づくことが、投資家にとって最も重要な力だと著者は強調する。

四季報の一行一行を丁寧に読み、前号や前年と比較して変化を見抜く。その積み重ねが、まだ世間に知られていない“10倍株の芽”を発見する第一歩となるのである。

このように、四季報は単なるデータ集ではなく、投資家が「未来を読むための羅針盤」でもあるのだ。

10倍株探しの4つのポイント

四季報をすべて読破する重要性が説かれる本書だが、著者は決して読者にそれを強要しているわけではない。

むしろ「ポイントを押さえれば、誰でも10倍株を探し出すことができる」として、次の4つを基本原則として挙げている。

① 成長性を示す「増収率」が高いこと
具体的には、4年で売上高が2倍になる、すなわち年平均20%以上の増収を継続しているかどうかが目安となる。

こうした企業こそ「急成長中」と判断できる。

② 稼ぐ力を示す「営業利益率」が高いこと
営業利益率は「営業利益 ÷ 売上高 × 100」で求められる。

目安として、営業利益率が10%を超える企業は「稼ぐ力のある優良企業」といえる。単なる売上拡大ではなく、利益を生み出す仕組みを持っているかが重要だ。

③ オーナー経営者が筆頭株主であること

理想的なのは、創業者やその家族が経営に関わる「オーナー企業」であるケースだ。

オーナー経営者は会社の将来に対して強い責任感と長期的な視点を持ちやすく、株主利益と自らの利益が一致するため、成長への意欲が高い。

逆に、筆頭株主の人物像や意図が見えにくい企業は、慎重に見極める必要がある。

④ 上場から5年以内の企業であること
著者の分析によれば、過去の10倍株のうち6割以上が上場5年未満の企業であり、その約8割がオーナー系・同族企業だったという。

上場直後は成長へのエネルギーが最も高く、経営陣も市場からの評価を得るために挑戦的な姿勢を見せやすい。

この4つのポイントを意識して四季報を読むだけでも、10倍株の“芽”を見つけ出す可能性は大きく広がる。

Custom Image
会員登録済みの方はこちらからログイン
自分用にレビューやメモを残しましょう!
© 音声: VOICEVOX 青山龍星(男性)、VOICEVOX NEO(女性)
今読んだ要約の感想を投稿

この要約の著者

大学で日本文学を専攻。
卒業後、大手人材派遣会社で独立行政法人の就業サポート業務に従事。
育児中、ベビーマッサージインストラクター、食生活指導士等の資格を取得し、教育系メディアにてwebライターに。
2023年、サマリーオンラインに参画。累計100記事以上の要約記事を制作。
人生に新しい彩りを与える「本」とのコネクト役になれたら嬉しいです。

好きな本
『落梅集(島崎藤村/日本近代文学館)』
『ロラン=マルヴィーダ往復書簡(南大路振一訳/みすず書房)』
『好奇心を天職に変える空想教室(植松努著/サンクチュアリ出版)』

絞り込み検索

目次