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【シン・デジタル教育 10年後、わが子がAIに勝つために必要なこと】

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インフォメーション

題名 シン・デジタル教育 10年後、わが子がAIに勝つために必要なこと
著者 松林 弘治
出版社 かんき出版
出版日 2021年7月7日
価格 1,650円(税込)

 

 

スマホを“悪者”にするのは親の無知
「プログラミング教室」だけが正解ではない

ITアレルギーの保護者必読!
家庭でできる、デジタル社会で群を抜いて活躍する子の育て方
「インスタグラム」共同創業者、マイク・クリーガー氏のインタビューも収録!

私たちの子ども世代は、今後あらゆるものがシステム化され、さまざまな分野にAIが取り入れられる、超・デジタル社会を生き抜くため、文系・理系を問わず「ITリテラシー」が求められます。
世界では、それを見据えてデジタル教育が盛んに行われています。日本でも「プログラミング教育」などが開始されていますが、まだスタートラインに立ったばかりです。
OECDの調査によると、日本の子どもは、スマホの使用率が世界的に高く、日常的にゲームやSNSを行っている一方、パソコンを使って学習したり、何かを創作することについては、OECD諸国の中で最下位です。この事実は、多くの子どもたちが将来、AIやシステムに使われる側になる、もしくは「搾取」される側にまわる可能性が高くなることを意味します。
本書では、家庭でもできる「プログラミング的思考」の育て方や、ITリテラシーの高め方、スマホとの付き合い方など、DX時代に活躍する子どもを育てるため、親が知るべき知識やアイデアが満載です。

引用:かんき出版

ポイント

  • これからの時代にはプログラミング的思考法が必須

  • 日常生活の中にプログラミング的思考を育む素材は無限に転がっており、親は子供がそれを見つける手助けをする。子供の「なぜ?」に寄り添う際に重要なことは、答えに行きつくまでの思考のプロセスを共有することである。

  • 子供に「わからせる」のではなく「わかった!という瞬間を少しでも多く経験させる」、サポート役に徹することが重要

サマリー

コンピュテーショナル・シンキングとは

コンピュテーショナル・シンキング(=プログラミング的思考法)は現代に必須のスキル

コンピュテーショナル・シンキングとは、日本ではプログラミング的思考法と呼ばれている。

プログラミング的思考法と聞くと、プログラマーやITエンジニアが使う特別なスキルであると考える人も多いだろう。

もちろん、プログラマーやITエンジニアは日々この思考法を用いて仕事をしているが、その他の分野では役立たないものではない。

むしろ、世の中のあらゆるビジネスや問題解決に共通する思考法であり、これからの時代に必須のスキルであると考えられている。

アルゴリズム的思考

プログラミング的思考法の一例として、アルゴリズム的思考というものがある。

アルゴリズムとは、ある問題を解決するための計算や処理手順のことである。

つまり、コンピュータで言うところの「プログラム」であり、文字通りプログラミング的思考の根幹を担うものである。

例えば、おかずA・B・Cが入ったお弁当100人分をなるべく早く作るという課題(問題)があったとする。

手順として、1人前ずつおかずA・B・Cを作って詰めるということも考えられるが、大抵の場合、先におかずを100人分まとめて作ってから、詰める方が早いだろう。

あるいは、作業スペースによっては、50人分ずつ作る方が効率的な場合もある。

さらに、スタッフ数を加味すれば、また違った方法も考えられるかもしれない。

同じ課題(問題)があったとしても、達成するまでの道筋は無数にある。

そのようなゴールまでの道筋や手順をあらかじめ細かく考え、吟味することがアルゴリズム的思考である。

アルゴリズム的思考はその一例に過ぎないが、このように、プログラミング的思考法は、プログラミングをする時だけに必要なものではなく、様々なビジネスに共通する汎用性のあるスキルである。

子供のプログラミング的思考を育むために親ができること

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