【死ぬまで元気でいたければとにかく内臓を温めなさい】

インフォメーション
題名 | 死ぬまで元気でいたければとにかく内臓を温めなさい |
著者 | 山口勝利 / 井上宏一 |
出版社 | アスコム |
出版日 | 2018年2月 |
価格 | 1,320 円(税込) |
◎20年間、6万人の冷えを診てきた専門家が
ついに発見した、究極の健康法
◎内臓を温めれば免疫力も代謝も血流もアップ
◎ショウガよりも効果的! 体を隅々まで温める新食材を紹介
将来、重い病気にかかって、家族に迷惑かけたくないなら
自分が苦しみたくないなら
一生、元気に、趣味や仕事を楽しみたいなら
ウォーキングよりも、ジム通いよりも、食事制限よりも、
何よりも先にやっておかなければならないことがあります。
それは【内臓を温める】ことです。
今、現代人の内臓は冷えきっています。
冷え症で悩んでいるという人はほぼ全員。
体温は低くないし、という人でも6割の内臓が冷えています。
【寒くて内臓がきちんと働いてくれません】
その結果、免疫力が下がります。代謝が落ちます。
血流が悪くなります。
がん、慢性腎臓病、心筋梗塞など、あらゆる病気にかかりやすくなりますし、
肩こりや腰痛などの症状はでますし
肌荒れがひどくなりますし、疲れもとれず、日中も集中力が上がりません。
さらに、何をするにもおっくうになってしまう……。
まさに、冷えは万病のもとなんです。
だからこそ、皆さん、病気を遠ざけたいなら、一生元気でいたいなら、
内臓を温めてください。
ウォーキングをしようが、食事制限をしようが、内臓が低いままだと、
病気などのリスクは高いままです。
今、抱えているさまざまな不調も改善されません。
でも内臓を温めるってどうすればいいの?
簡単です。今回、著者が究極の内臓温め食材を
教えてくれました。
温め食材で有名なショウガよりも、内臓を温めるのには、
効果的なその食材の名は「ロングペッパー」(ヒハツ)。
本書では、ロングペッパーのその魅力から、
おいしい食べ方まで大公開!
まずはロングペッパーを食べてみてください。
そして、さらに、筆者が考案する誰でもかんたんにできる
・「ほかほか」ストレッチ。
・冷え症改善医療用防水テープ貼り
この2つを加えれば、たちまち内蔵は温かくなります。
実際、モニターをしてもらった方は、2週間で、平均0.7度
アップ。
肩こりが改善した、膝痛が和らいだ、ぐっすり眠れるようになった、
便秘が解消された、活動的になったなどなど、実感できる
効果がみられた人も多数いました!
ぜひ皆さんも、さっそく内臓を温めて、今の不調の改善、
そして未来の健康な体を手に入れてください。
引用:アスコム
ポイント
- いつまでも健康でいたいなら、どんな健康法を始めるよりもまず先に、やらなければいけないことがある。それは、内臓を温めることだ。
- 寒さで内臓の動きが鈍くなると、本来、人間に備わっている健康を保とうとするあらゆる体の機能がうまく働かなくなってしまう。具体的には、ガン、腎臓病、心筋梗塞などのリスクが高まる他、高血圧、糖尿病といった生活習慣病、風邪やインフルエンザなどの感染症にもかかりやすくなるのだ。
- 「ヒハツ(ロングペッパー)」「ほかほかストレッチ」「防寒テープ貼り」の3つの方法は、どれも内臓を温めるために血流を良くし、体のすみずみまで温かい血がたっぷり運ばれるようにすることを目的としている。
サマリー
まず先に、やらなければならないこと
「いつまでも丈夫な足腰でいるために、毎日1万歩歩いている」「太らないように、食事に気をつけている」など、何かしらの健康法を毎日実践している人も多いであろう。
健康に気をつかってること自体は素晴らしいが、いつまでも健康でいたいなら、どんな健康法を始めるよりもまず先に、やらなければいけないことがある。
それは、「内臓を温めること」だ。
どんな健康法を試してみても、内臓が温かくなければ、病気になるリスクは高いままであり、せっかく行っている健康のための努力も、無駄になってしまうかもしれない。
ガン、生活習慣病、腎臓病など、重大疾患で悩む人は「内臓温度」が低い
内臓温度とは内臓の温度のことで、一般的な体温計で計る数値とは異なる。
健康な人であれば体表面温度より内臓温度が1〜2℃高く、37.2℃か〜38℃ぐらいが理想だが、その温度よりも下がってしまうと、内臓は寒さで動きが鈍くなってしまう。
内臓の動きが鈍くなると、本来、人間に備わっている健康を保とうとするあらゆる体の機能がうまく働かなくなってしまうのだ。
具体的には、ガン、腎臓病、心筋梗塞などのリスクが高まる他、高血圧、糖尿病といった生活習慣病、風邪やインフルエンザなどの感染症にもかかりやすくなる。
また、基礎代謝が落ちるので太りやすくなり、肩こり、腰痛、便秘なども症状によって現れることもあるのだ。
内臓温度が低いまま、ウォーキングやマッサージなど、健康にいいことに取り組むことは、エンジンに不調があってうまく走らない車を、無理やり動かそうとしていることと同じなのである。
まずは、体のエンジンである内臓を温めて元気にすること。
健康になりたければ、先ずは内臓の温度を上げることが重要なのである。
内臓温度が1℃上がれば、免疫力は上がり、基礎代謝も約15%アップ
内臓温度が1℃上がると、個人差はあるが、基礎代謝も約10〜15%アップするといわれている。
さらに、代謝に関しては基礎代謝が10〜15%上がれば、座ってテレビを見ているだけでも、カロリーが今より1日で10〜15%分多く消費され、やせやすくなるのだ。
その他にも、次のようなメリットが内臓温度を温めるだけで得られる。
● 病気が遠ざかる
がんや感染症にかかりにくい体になり、内臓が元気になるので腎臓病などの重大疾患になりにくい
● 体の痛みがラクになる
腰痛、ひざ痛のほか、頭痛、生理痛まで、あらゆる体の痛みが軽減する
● やせやすくなる
新陳代謝が良くなるので、ダイエットにも効果があり、肌のくすみやたるみ、シミ、シワも軽減する
● 精神面にもよい影響がある
体のだるさや疲れがとれ活動的になり、脳に血液がたっぷり回るので、集中力ややる気もアップする
全身血流たっぷりで内臓はほかほか、新食材「ヒハツ」で内臓を温める
では、どのようにしたら内臓を温めることができるのだろうか。
著者がこれまで20年以上にわたって治療を行ってきた経験をもとに、家庭で簡単にできる方法を紹介する。
それは、ヒハツ(ロングペッパー)という香辛料を料理などにかけて、1日1g(小さじ半分)摂ることだ。
ヒハツとは、「ロングペッパー」や「ピパーチ」「ヒバーチ」とも呼ばれるコショウの一種で、インドでは紀元前から食生活に欠かせない香辛料であり、薬としても使われてきた。
ヒハツには、発汗作用のほかに、老化した血管を隅々まで修復する効果がある。
体を温める食材でよく知られているのは生姜であるが、血管を修復するという点と、多くの血管に覆われている内臓の温度を上げるのには、ヒハツの方が効果的だという結論に至った。