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【死ぬほど読めて忘れない高速読書】

インフォメーション

題名 死ぬほど読めて忘れない高速読書
著者 上岡正明
出版社 アスコム
出版日 2019年8月
価格 1,540円(税込)

高速読書なら、
10倍読める
10倍忘れない
だから100倍、 知識が脳に刻み込まれる!

ただの速読法ではない。
脳科学から生まれた
人生を豊かに変える読書術、
それが高速読書である。

【高速読書のここがすごい!】

1、高速でたくさん読める
高速読書は、「1冊を30分で3回読む」メソッド。
速読術の「1冊3分」といった触れ込みに比べて
インパクトは少ないかもしれません。
しかし速読の「3分で読める」というのは、
「読んだ気になっている」だけ。無意味です。
高速読書は、しっかりと内容を頭にインプット
することができる本物の読書法です。

2、本の内容を忘れない

本で得た知識を長期記憶として
脳に定着させることができます。
脳科学に裏づけられた方法なので、
特殊な能力や、読書の得意不得意は関係ありません。
誰でも読んだら内容を忘れないスキルが身につきます。

3、仕事や生活に必ずアウトプットできる
高速読書の目的は「インプット」に留まりません。
読書で得た知識を、仕事や生活に必ず生かせるようになります。

4、レッスンは不要。すぐに実践できる
高速読書は、既存の速読法とは異なり、
レッスンやトレーニングは一切必要ありません。
その日から始められます。

5、人生がどんどん豊かに!
高速読書は本で得た知識をどのように現実世界につなげるかまでカバー。
実践者からは驚きの声があがっています。

【高速読書実践者たちの成果】

・「年収500万円だったのが、高速読書を始めて部長に昇進!
年収750万円に!」(42歳・PR会社勤務)
・「老後資金が不安だったが、知識量が倍増して、
お金の不安が一気に解消された」(51歳・女性)
・「資格試験の勉強に高速読書を活用。読んだら忘れないから、
スキマ時間だけの勉強で合格できた」(38歳・会社員)
・「テレビを見るだけの生活がつらくなり、高速読書を始めたら、
世界が広がり、趣味の友だちができました」(70歳・年金生活者)

なぜ読書で人生が変わってしまうのか?

もしあなたが今の生活に不満を抱いているなら、
あるいは、より豊かな人生を望んでいるなら、
高速読書はあなたをサポートする
最強の武器になってくれます。
ぜひ、試してみてください。

引用:アスコム

ポイント

  • 高速読書は、スピード×記憶定着の両方を実現する読書術である。

  • 1冊を30分で3回読む高速読書は、本を速く忘れずに読みながら、その内容を仕事や成果につなげていくことができる方法なのである。

  • 「本を読むことをあなたの人生や成果に結びつけるには、その最大の秘訣を知ることです。それは、最初に『目的意識と課題意識を明確に持つ』ということになります。これは、脳を味方につけるための、非常に大切な手続きです。」

サマリー

脳科学から生まれた高速読書

著者が考案した「高速読書」は、単なる速読とは異なり、記憶に定着する方法だという。

その理由は、脳科学で効果が明らかになっている、 「分散効果」「エピソード記憶」「アウトプット」を駆使した読書術だからだ。

高速読書は、スピード×記憶定着の両方を実現する読書術である。

著者は高速読書の5大メリットを紹介する。

1.高速で読める

2.内容を忘れない

3.仕事や生活でアウトプットできる

4.レッスン不要。すぐに実践できる

5.すると、人生はどんどん豊かに!

本書では、高速で読めるにも関わらず、記憶に定着するさまざまな読書テクニックを紹介している。

本を読み終えたその日から、すべての人が実践することができる簡単な方法だ。

著者は、高速読書を考案する以前に、速読に関する本を読み、眼球のトレーニングや、右脳で読むといった方法を試したが、本を読んだ気にはなっても、ぜんぜん覚えていないことに気づいた。

そして、脳科学を研究しながら、高速読書を考案・実践していった結果、コンサルティング会社など3社を経営し、大学院でMBAを取得後に脳科学分野を研究しながら非常勤講師も勤め、株式投資や不動産投資でも成功している。

これらはすべて、高速読書によって手に入れることができたというのだ。

本書は、この魅力的な高速読書術を多くの人が身につけて、人生を豊かに変えていくために書かれたものだ。

高速読書は「1冊を30分で3回」読む方法

高速読書は1冊の本、つまり同じ本を、30分で3回読む方法だ。

パターンは2つある。

パターン①の方法は、1回目は15分、2回目は10分、3回目は5分で読む方法だ。

場所はどこでも構わないが、時間を開けて、場所を変えて3回、集中して読む。

脳科学の研究では、じっくりと1回読書するよりも、読書時間を分散して同じ本を速く複数回読むほうが、脳に記憶がとどまることがわかっている。

パターン②の方法は、集中して読むのが苦手な人や、難しめの本をよむときに効果的な方法である。

読書時間は30分で、1章を読み終えたら、もういちど1章を読む方法である。

章ごとに2回ずつ読み、3回目は本を通して読む。

1冊を30分で3回読む高速読書は、本を速く忘れずに読みながら、その内容を仕事や成果につなげていくことができる方法なのである。

著者は、高速読書を次のように表現する。

「死ぬほど読めて」、それに加えて「死ぬまで役立つ」読書術なのです。

読書の目的を言語化しよう

高速読書をマスターするためには、事前準備が大事だと著者は教える。

なかでも一番大切で最初にやるべきことこそ、「目的を持つ」ことだ。

著者は、ほとんどの人が人生の目的や願望を、まず明確に持たないままやみくもに読書していると指摘する。

著者は次のように断言する。

「本を読むことをあなたの人生や成果に結びつけるには、その最大の秘訣を知ることです。それは、最初に『目的意識と課題意識を明確に持つ』ということになります。これは、脳を味方につけるための、非常に大切な手続きです。」

具体的には、いま果たしたい目的や願望、自分が抱えている課題、あるいは仕事で手に入れたいスキルやポジションなどを、手帳やノートなどに書きだすことを勧める。

自分の中に、「高速読書の目印(フラッグシップ)」のような目的意識を持つことで、より人生の役に立つ読書ができるようになると強調しているのだ。

例えば、ネイルサロンやカフェなどを経営している人が、ブログやインスタグラムでの集客方法を知りたいという目的持つと、最適な本に出会うことができ、実際に本を読み始めれば「集客したい」という目的とは関係ないことも読み飛ばすことができる。

課題の解決策を脳が高速で追尾して、どんどん読書スピードが上がる。

目的を言語化するということが、高速読書をする上での大前提となるのだ。

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© 音声: VOICEVOX 青山龍星(男性)、VOICEVOX NEO(女性)
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この要約の著者

大学で日本文学を専攻。
卒業後、大手人材派遣会社で独立行政法人の就業サポート業務に従事。
育児中、ベビーマッサージインストラクター、食生活指導士等の資格を取得し、教育系メディアにてwebライターに。
2023年、サマリーオンラインに参画。累計100記事以上の要約記事を制作。
人生に新しい彩りを与える「本」とのコネクト役になれたら嬉しいです。

好きな本
『落梅集(島崎藤村/日本近代文学館)』
『ロラン=マルヴィーダ往復書簡(南大路振一訳/みすず書房)』
『好奇心を天職に変える空想教室(植松努著/サンクチュアリ出版)』

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