【博報堂スピーチライターが教える 5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本】

インフォメーション
題名 | 博報堂スピーチライターが教える 5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本 |
著者 | ひきたよしあき |
出版社 | 大和出版 |
出版日 | 2019年4月 |
価格 | 1,650円(税込) |
社会人必須!企画書、プレゼン、報連相から交渉まであらゆるシーンで、頭の中のまとまらないモヤモヤを“言葉にする力”が身につきます。表現のプロ直伝の25のメソッドで、「結局、何が言いたいの?」とはもう言わせない!
引用:大和出版
ポイント
- ビジネスの現場では、考えていることをアウトプットできなければ評価されない。何よりも大切なのは「思いを言葉にする力」である。
- 「ボキャブラリーがない」と思っている人は、脳にインプットされている言葉がパッと閃かないだけ。「30秒でものの名前を10個、声に出して言う」というトレーニングが有効である。
- 自分の頭だけで考えようとすると、自分の知識、経験値、好みなどに縛られて、ひとりよがりになってしまう。「人の頭で考える」トレーニングによって、そこから抜け出せる。
サマリー
はじめに
ビジネスの現場では、考えていることをアウトプットできなければ評価されない。
何よりも大切なのは「思いを言葉にする力」である。
この本は、学生時代の語彙力不足や、表現力不足から抜け出せずに困っているあなたに向けて書いた。
ストーリー仕立てで、25のメソッドを、5日間で学べるように構成。
主人公は、「言葉にできないコンプレックス」に悩む、入社3年目の会社員だ。
彼と先生とのメールでのやりとりという形で、話が展開していく。
頭の中にあるものを知る
「ボキャブラリーの数が少ないみたいで、思ったことがパッと言葉になりません」
「ボキャブラリーがない」と思っている人は、脳にインプットされている言葉がパッと閃かないだけである。
言葉がスラスラ出るというのは、花火のように、言葉がパンパンパン!と打ち上がる感じだと思ってもらいたい。
言葉の花火が上がるようになるために有効なのは、「30秒でものの名前を10個、声に出して言う」というトレーニングだ。
図形の名前、花の名前、ヨーロッパの都市名など、なんでもいい。
通勤途中でも、お風呂に入っているときでも、やり続けてほしい。
仕事や日常会話で使う語彙くらい、君は十分に持っている。
それがなかなか出てこないのは、声に出さないから。
怠けていた脳をトレーニングすれば、必ず脳みそに言葉が戻ってくる。