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【一流をめざすメンタル術】

インフォメーション

題名 一流をめざすメンタル術
著者 鈴木 颯人
出版社 三五館シンシャ
出版日 2017年8月
価格 880円(税込)

野球、サッカー、水泳、柔道、サーフィン、競輪、卓球など、あらゆる競技において
アスリートのパフォーマンスを激変させている話題のスポーツメンタルコーチ、初書き下ろし。

何に気がついてほしいのかというと、あなたの能力を制限している、強力な思い込み。僕はこれを「思い込みのフタ」と呼んでいます。
脳に大きなフタがはまっていて、ほとんどの人は自分の能力を十分に利用できないでいます。100%ある力のうちのわずか10%程度しか使えていないと、本気で思っています。
この思い込みのフタを外してしまえば、その日からあなたの世界が一変してしまうでしょう。(「はじめに」より)

アスリートだけではなく、すべての方のメンタルを育て、パフォーマンス向上に役立つテクニックが満載。
メンタル育成法1:馬鹿力を出す
メンタル育成法2:ゾーンに入る
メンタル育成法3:今この瞬間に自信をつける
メンタル育成法4:スランプを脱出する
メンタル育成法5:ケガに強くなる、ケガをしなくなる
メンタル育成法6:プレッシャーに強くなる

【パフォーマンスを飛躍的に高める“3つのステップ”】
ステップ1:セットアップ
いちばんワクワクできることを目標に設定する
ステップ2:セルフイメージ
目標を達成するのにふさわしい人を演じてみる
ステップ3:リリース
思い込みとなった記憶を手放す

引用:Amazon

ポイント

  • 脳のポテンシャルを引き出す鍵は「快感」にある。 脳幹のA10神経核を刺激し、ワクワクという感情とともにドーパミンを分泌させることで、人間は努力感なしに「ゾーン」の状態へ入れるからだ。

  • 成功の決め手は、目標達成にふさわしい自分を「演じきる」ことである。「セルフイメージ」によって理想の自分を演じることで、過去のネガティブな記憶がアップデートされ、潜在能力を阻んでいたブレーキが自動的に外れるからだ。

  • 一流のメンタルは、答えを求めるのではなく「自らに問いかける」習慣から生まれる。「ポジティブアスキング」を通じて脳を前向きなイメージへと導くことが、プレッシャーを快感に変え、不可能を可能にする最強の行動力を引き出すのだ。

サマリー

音声で聴く

潜在能力を封印する「思い込みのフタ」と解放の境界線

「実力はあるはずなのに、ここ一番で結果が出ない……」と悩むなら、まずは脳の状態を疑うべきである。

実に多くの人が、無意識のうちに自らの「能力にフタをする思い込み」に支配されていると著者は述べている。

「思い込みのフタ」は過去の失敗や他人の言葉、ネガティブな常識によって作られた「錯覚」であり、本来の力を発揮するためのリミッターとなっている。

一方、一流と呼ばれる人たちが共通して持っているのは、思い込みのフタを外し、脳を「ワクワク」させている状態だ。

脳は命令や強制を嫌い、遊んでいる状態にこそ最大級の力である「馬鹿力」を発揮するようにできている。

「思い込みのフタ」を外し、脳を喜ばせる技術こそが、一流へと至る唯一の境界線なのだ。

脳内麻薬を味方につける「A10神経核」の活用術

「ゾーン」と呼ばれる無心の集中状態の正体は、脳内の快楽物質であるドーパミンによるものだと著者は説く。

ヒトの脳幹には、やる気のもととなるドーパミンを放出する「A10神経核」という部位が存在する。

この部位が活発に働くと、人間は緊張しながらも楽しんでいる最高潮の状態に到達し、リミッターが解除されるのだ。

逆に、義務感や「しなければならない」という思考ではドーパミンは分泌されず、脳のパフォーマンスは飛躍的に低下する。

重要なのは、目標設定そのものに「ワクワク」を取り入れ、A10神経核を徹底的に活性化させることである。

快感というエネルギーを使って脳を「その気」にさせることが、奇跡を引き起こす決定打となる。

記憶を書き換え未来を先取りする「スズキ式」3ステップ

著者が提唱する「スズキ式メンタル術」は、科学的なアプローチでメンタルを造り変える3つのステップで構成されている。

第1ステップは「セットアップ」。

現実の延長線上ではなく、自分が心からワクワクできる「できそうでできない」目標を明確にすることだ。

第2ステップは「セルフイメージ」。

目標達成にふさわしい自分を、役者のように「演じる」ことで、脳を騙し、理想の自分を日常化させていく。

そして第3ステップが、思い込みを手放す「リリース」である。

この一連の流れを実践する過程で、過去のネガティブな記憶は自動的にアップデートされ、脳は全力で目標達成を応援し始めるようになる。

過去は変えられないデータではなく、思い出すたびに書き換えられる「曖昧な情報」にすぎないと著者は説く。

「反省」を捨てて「改善」を拾う、一流の思考プロセス

多くの人は失敗した際、ミスを追求する「反省」に走るが、これは脳をネガティブな思い込みに縛り付ける行為だと著者は警告する。

重要なのは反省ではなく、次の勝利に向けた「改善」にフォーカスすることだ。

具体的には、負けた時こそ「良かった点」を10個探す「改善会」を実施するのである。

ミスではなく可能性を検索することで、脳は「負け」を単なる敗北ではなく「勝利へのプロセス」と認識し始める。

記憶は思い出すたびに書き換えられる性質を持つ。

「良かった点」を意識的に拾い上げる習慣が、過去の失敗データを成功への足掛かりへと変貌させる決定打となるのだ。

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© 音声: VOICEVOX 青山龍星(男性)、VOICEVOX NEO(女性)
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