【思春期の子の育て方】

インフォメーション
題名 | 思春期の子の育て方 |
著者 | 諸富 祥彦 |
出版社 | WAVE出版 |
出版日 | 2021年12月 |
価格 | 1,540円(税込) |
子どもがイライラして当たってくる。
学校の様子を聞いても返ってこない。
将来について、何を考えているのかわからない。
“思春期”それは子育て中の親の多くにとって、最も悩みの多い時期です。
どのように接するかで、子どもとの信頼関係が変わってきます。
子どもを“子ども扱い”するのはもうおしまい。
精神的に自立できるよう、親子関係を変化させていきましょう。
大丈夫。悩んでいるのはあなただけではありません。
「なんくるないさ~」と親自信の心を安定させれば、子どもの幸せにも直結します。
「家族関係」「学校と勉強の付き合い方」
「性について」「社会で働くということ」
子どもが自分で考えていけるような子育ての方法を教えます。
引用:WAVE出版
ポイント
- 著者がいちばん伝えたいのは、「子どもと親は、それぞれ別の人間」ということだ。思春期は子どもが親離れしていくと同時に、親が子離れしていく時期でもあることを、親が自覚することを促している。
- 親が話しかけても「別に」と言われたり、「うるさい」と反発されたりする反抗期。この反抗期を早く終わらせる有効策があるという。その1つが、子どもを”大人扱い”することだ。
- 思春期の子どもを「尊重」し、対等な人間として振る舞うことが「思春期」を乗り越える術になるのである。子どもには子どもの人生があり、親には親の人生がある。
サマリー
”子ども扱い”する時間はもうおしまい
著者は、35年間、教育カウンセラーとして、子育てに悩む親の声、親との関係に悩む子どもの声の両方を聞いてきた。
思春期は、親として「どう子どもに関わり、何と言えばいいか」わからなくなる時期であり、そうした状態が数年から20年続くこともあるという。
思春期は、子どもが大人になろうとして、”自分”を持ち始める時期だからこそ、親は子どもを「自分の思うようにコントロールしなくては」と思ってしまう。
だからこそ、”毒親”という、子どもを支配したり追い詰めたりしてしまう親になりやすい時期であると警鐘を鳴らす。
著者がいちばん伝えたいのは、「子どもと親は、それぞれ別の人間」ということだ。
思春期は子どもが親離れしていくと同時に、親が子離れしていく時期でもあることを、親が自覚することを促している。
著者はいう。
「どんなに顔や性格が似ていても、子どもは親とは別の人間です。親とは違う、自分の夢を見る権利を持った一人の対等な人間なのです。」
子どもを”子ども扱い”するのをやめて、1人の対等な人間として接すること。
これが思春期のスタートラインに立つことなのだ。
思春期の子を持つ親に必要な3つの力
著者は、「思春期は子どもにとって”自分づくり”の時期」であると定義する。
そして、自分をつくるために必要なことは、親との関係をいったん切り離すことだ。