【足の専門医が教える100歳までスタスタ歩ける足のつくり方】

インフォメーション
題名 | 足の専門医が教える100歳までスタスタ歩ける足のつくり方 |
著者 | 菊池 守 |
出版社 | アスコム |
出版日 | 2019年7月 |
価格 | 1,430円(税込) |
本書で紹介されている
100歳まで元気で歩くための「スタスタ体操」を
足にお悩みを持つ方に1カ月、実践してもらいました。
すると、次のような結果が出ました。
●今まで車いすで移動していたが、車いすが不要になった
●ちょっとしたことで転んでいたが、歩いていてもつまずかなくなった
●駅までの12~3分を歩くのに何回も休憩していたが、休憩しなくなった
●足のしびれがなくなった
●足のむくみが取れた
これ、すべて本当のことです。
詳しくは本書をお読みいただければ分かります。
みなさん、多かれ少なかれ
足に関する悩みをお持ちですよね。
例えば
●階段の上り下りで足やヒザが痛い。
●少し歩いただけで疲れる。
●巻爪やタコが痛む。
●冷え、むくみに悩んでいる……。
その症状、歳のせいだからと、
あきらめていませんか?
安心してください。
足は「若返らせる」ことができます
著者であり、足の専門医である
菊池守さんは、アメリカで本場の
「足病学」を学び、帰国後
3万足を診察してきた経験に基づき
「足の若返りメソッド」を
開発しました。
足が若返るためには、
● 足首のやわらかさ
● 土ふまずのかたち
● 足裏の筋力
この3つをそろって改善させることが大事。
一度に3つも治すなんて大変そう、
そう思われたかもしれません。
でも実は簡単なんです。
足の一部を「伸ばす、縮める」だけの
簡単な体操で、所要時間はわずか1日5分。
ちょっとした空き時間に
年齢、性別を問わず誰にでもできます。
足にお悩みを持つ方はぜひ「スタスタ体操」を実践して
いつまでも自分の足で「スタスタ」歩ける人生を
実現してください。
引用:アスコム
ポイント
- 足の裏は本来、土ふまずの部分を中心にゆるやかなカーブ(アーチ)を描いている。アーチが崩れると、ヒザや足首、足裏への体重のかかり方のバランスが崩れ、痛みや違和感のもととなる。
- 足寿命を延ばすためには、足首のやわらかさ(関節の柔軟性)・土ふまずのかたち(足のアーチ)・足裏の筋力の3つが大切である。これらは、足のバランスを保つために必要不可欠な要素だ。
- 本書で紹介する「スタスタ体操」は、1日わずか5分、簡単な運動でありながら、足寿命を延ばす3つのポイントをしっかり改善。スタスタ歩く足をつくるために必要な各部位に、効果的に作用する。
サマリー
はじめに
人生100年時代と言われる今、せっかく長生きするなら自分の足で歩きつづけたい。
しかし足は消耗品であるという事実は、意外と知られていない。
足は体重を支えつづけ、歩くことで地面に叩きつけられ、酷使されている。
疲弊したり、トラブルを起こしたりするのは当たり前である。
適切なケアを行わなければ、「足寿命」を縮めてしまうかもしれない。
そこで本書では、アメリカで「足病学」を学んだ著者が開発した、足の若返りメソッドを紹介。
たった5分の体操で、足を若返らせることができる。
足にも寿命がある
足の健康は複数の要素で決まる。
とくに両足にかかる体重を均等に保てる状態、つまりバランスがとれているかどうかが重要だ。
足の裏は本来、土ふまずの部分を中心にゆるやかなカーブ(アーチ)を描いている。
アーチがきれいに保たれていると、体重が理想的に分散され、足に無理な負担をかけずに歩くことができる。
ところが関節や筋肉、靭帯などがおとろえてくると、このアーチが崩れてしまう。
すると、ヒザや足首、足裏への体重のかかり方のバランスが崩れ、痛みや違和感のもととなる。
また、足の冷えやむくみで悩んでいる人も多いだろう。
その原因の多くは、「ふくらはぎのポンプ機能」(足から心臓に向けて血液を戻す力)がしっかり働かず、血液やリンパの流れが滞ることにある。
このほか、老化によって皮膚や脂肪が薄くなると、歩くときに痛みが生じる。
足寿命とは、そうした複合的な要因で決まる。