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【発達障害の私の頭の中は忙しいけどなんだか楽しい (自分と向かい合うことで探した私の場合の対処法)】

インフォメーション 

題名 発達障害の私の頭の中は忙しいけどなんだか楽しい (自分と向かい合うことで探した私の場合の対処法)
著者 なずな  松本 喜代隆
出版社 ぶどう社
出版日 2020年12月7日
価格 1650円(税込)

 

 著者は現役の高校生、小学校から不登校をくり返し、現在は通信制の高校へ通っている。
幼少期から、人と違う、苦手なもの、こだわりと、生きづらさを感じていた。
発達障害の著者が、自分を理解するために書き始めた自分の特性の漫画をもとに、
自分の体験、症状、対処法を、漫画と文章で読者にわかりやすく伝え、
主治医の精神科医、松本先生による専門家の解説、対処法のヒントを掲載。
発達障害の子どもの頭の中を、漫画でわかりやすく説明してくれる。
小学校高学年から読めるように、やさしい文章となっている。

はじめに なずな
はじめに 松本先生

1章 私のやっかいな特性と対処法
 1 フラッシュバック
 2 強迫性障害
 3 パニック
 おまけ1 感情の波

2章 私の日常的な特性と対処法
 4 こだわり       
 5 感覚過敏(音・におい) 
 6 特定の音がツラい  
 7 集中力       
 おまけ2 ひとりごと   

3章 いつも忙しい私と対処法
 8 忙しい頭の中     
 9 外出は疲れる   
 10 脳への圧力    
 おまけ3 おだやかな思い出

4章 私のコミュニケーションと対処法
 11 人とのかかわり   
 12 ことばの境界線   
 13 名前を覚えられない 
 14 私の世界      
 おまけ4 休み休みで   

5章 不登校になってからの私と対処法
 15 不登校時代     
 16 人に支えられ   
 17 私の転機      
 18 私は私        

 あとがき なずな    
 あとがき 松本先生

引用:ぶどう社

ポイント

  • 中学2年生のとき、今までの苦しかった思いを絵にした。描くうちに「私の特徴」を発見し、「困りごと」「対処法」を見つけていった。

  • 「忙しいけど面白い」と考え方を変えてみると、なんだか忙しい頭の自分が、少しだけ好きになることができた。

  • この本が、子どもたちや、家族のみなさん、学校の先生方、すべての方にとって、温かい木漏れ日がさすような、小さな救いのようなものであればいいなと思う。

サマリー

はじめに~なずな(高校生)~

私は、5歳のころ、「高機能広汎性発達障害(ADHD傾向)」と診断された。

小学校1年生まで、学校の支援教室に短時間通ったが、友だちの気持ちを理解できず、キズつけてしまうこともあった。

小学4年生には「強迫性障害」を発症し、人とのかかわりさえも怖くなっていった。

そして、中学生時代、不登校を経験した。

たくさんツライことがあったが、中学1年生のある日、ある女性と出会い、人生の転機がおとずれた。

このときから、自分というものを深く知るようになり、自身の経験を深く分析して、ときには、過去の行動を反省し、たくさんのことを学ぶようになる。

中学2年生のとき、今までの苦しかった思いを絵にした。

描くうちに「私の特徴」を発見し、「困りごと」「対処法」を見つけていった。

本書は、主治医の精神科の松本喜代隆先生に、私の症状や体験をマンガにした絵をお見せしたことがきっかけでできた本だ。

「私の場合」の体験、症状、対処法を、マンガと文章でお伝えし、松本先生により詳しく解説、対処のヒントをしていただいている。

すべての人たちにあてはまるものではないが、私と同じような苦しさや困難を抱えている人たち、家族、周りの人たちに、少しでもお役に立てたらと願っている。


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