【人生を面白くする 本物の教養】
インフォメーション
題名 | 人生を面白くする 本物の教養 |
著者 | 出口 治明 |
出版社 | 幻冬舎 |
出版日 | 2015年9月30日 |
価格 | 880円(税込) |
《ビジネスにも必須! 》
本を読み、人に会い、
旅をする。そして
自分の頭で考え抜く。
教養とは人生における面白いことを増やすためのツール。
であるとともに、グローバル化したビジネス社会を生き抜くための最強の武器である。
その核になるのは、「広く、ある程度深い知識」と、腑に落ちるまで考え抜く力。
そのような本物の教養はどうしたら身につけられるのか。
60歳にして戦後初の独立系生保を開業した起業家であり、ビジネス界きっての教養人でもある著者が、読書・人との出会い・旅・語学・情報収集・思考法等々、知的生産の方法のすべてを明かす!
引用:幻冬舎
ポイント
- 教養とは悔いなく生涯を終えるためのツールである
- 国際的には、日本人のリーダー層の学歴は低いと言わざるを得ない
- 著者の教養は「本」「人」「旅」で形作られている
サマリー
教養とは何か?
教養は人生を楽しむためのもの
教養とは、人生における面白いことや楽しみを増やし、よりワクワクする、より面白い、より楽しい人生を送って、悔いなく生涯を終えるためのツールである。
教養を身につけるにはある程度の知識が必要だが、知識を増やすことが目的ではない。
ただ、知識が多い方が興味の幅が広がり教養が身に着く確度が高くなる。
自分の頭で考える
教養の本質は自分の頭で考えることだ。
物事をただ鵜呑みにするのではなく、自分の頭で考えることが必要なのである。
自分の頭で考えて納得できたとき、「腑に落ちる」という感覚を抱く。
この感覚は大変重要であり、逆に「腑に落ちない」なら「腑に落ちる」まで探求するべきだ。
意見を選択するときに、「どちらとも言えない」という回答があるが、自分の意見を決められないのは「考え不足」に他ならない。
問題について真剣に考えれば意見を決めることができるのに、手を抜いて手軽な回答を選んでしまう。
この手抜きこそが教養不足の原因なのだ。
日本のリーダー層は勉強が足りない
この人は面白そうだと思ってもらえるか
グローバルビジネスでは、「この人と仕事をしたら面白そうだ」と思ってもらえるかが重要な鍵を握る。
そう思ってもらうために必要なものは
・ボキャブラリー(引き出しの多さ)
・広く、ある程度深い知識
・自分の意見
であり、中でも自分の意見が最も重要だ。日本にはもともと異論を論じにくい風潮があるが、世界では自分の意見を持たないほうが恥ずかしいと考えられている。