【ディスカバリー・ドリブン戦略 かつてないほど不確実な世界で「成長を最大化」する方法】
インフォメーション
題名 |
ディスカバリー・ドリブン戦略 かつてないほど不確実な世界で「成長を最大化」する方法 |
著者 |
リタ・マグレイス著/入山章栄監訳/大浦千鶴子訳 |
出版社 |
東洋経済新報社 |
出版日 |
2023年8月23日 |
価格 |
2,640円(税込) |
「不確実性」が常態化してしまったこの世界で、新しい戦略が必要だ。
これまで信じられてきたポーターの「理論」はもう古い。
競争優位を確立した企業がその後、立ちゆかなくなるのはなぜか? それは競争優位が不動のものだと勘違いしているからだ。
どんなに成功を収めた企業でも常に「次」に備えなければいけないが、大企業や一度競争優位を獲得した企業ほど、そのベストなタイミング「転換点(Inflection Point=自社のビジネスの根本が変わる局面)」を見逃しがちである。
転換点とは、ここを過ぎてしまうとすべてが取り返しのつかないほど変わってしまうポイントを指している。
このタイミングを迎えているとき、組織のリーダーは次のようなことを感じるようになる。
引用:東洋経済新報社
リタ・マグレイス 【著】
りた・まぐれいす
コロンビア大学ビジネススクール教授。
ベストセラー作家、講演家として人気を獲得する一方、コロンビア大学ビジネススクールで長年にわたり教鞭を執る。「イノベーションと成長戦略」において世界トップのエキスパートの1人であり、『ハーバード・ビジネス・レビュー』の常連著者。「世界の経営思想家トップ10」に常時ランクイン、また、ビジネス分野におけるトップ思想家を選出する「Thinkers50」の戦略部門では1位に輝く。
著書に『競争優位の終焉』(日本経済新聞出版社)などベストセラー多数。また、『Discovery-Driven Growth』(共著、未邦訳)は2023年の「Thinkers50」で経営の必読書に選ばれている。
入山章栄 【監訳】
いりやま あきえ
早稲田大学ビジネススクール教授。
専門は経営戦略論、国際経営論。慶應義塾大学経済学部卒業、同大学大学院経済学研究科修士課程修了。三菱総合研究所で勤務の後、2008年にピッツバーグ大学経営大学院にてPh.D.を取得。ニューヨーク州立大学バッファロー校ビジネススクールのアシスタントプロフェッサーなどを経て、2019年より現職。
著書に『世界標準の経営理論』(ダイヤモンド社)、監訳書に『両利きの経営』(東洋経済新報社)など多数。
大浦千鶴子 【訳】
おおうら ちづこ
翻訳家。
訳書に『マスター・オブ・スケール 世界を制したリーダーが初めて明かす 事業拡大の最強ルール 』(マガジンハウス)、『Dark Horse 「好きなことだけで生きる人」が成功する時代』(三笠書房)など。
引用:東洋経済新報社
ポイント
- 将来のことはわからない。「仮定」を意図的に置いて計画を立てる。
- 不確実な取り組みにおいて何が「成功」なのかを明確にする。
- みなでチェックポイントを洗い出し、了解事項として握っておくプロセスが重要なのだ。
サマリー
はじめに
現代の圧倒的に不確実性の高い事業環境下で、新規事業やイノベーションに取り組み、奮闘しながらも悩んでいる企業やビジネスパーソンは多いだろう。
本書はそういった方々に、鮮明な示唆を与える必読書である。
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© 音声: VOICEVOX 青山龍星(男性)、VOICEVOX NEO(女性)
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この要約の著者
ITエンジニア。
大学卒業後、新卒でSIer企業(プライム上場)に入社。金融系の業務システム開発に従事。
2020年からライター活動開始。副業系・ビジネス系・自己啓発ジャンルを中心に電子書籍の代行執筆サービスを提供。
2023年より、Summary ONLINEにて書籍要約記事作成を担当(累計100記事以上)。「知る喜び、知識や経験の橋渡し」をモットーに執筆活動。
好きな本
『道は開ける(デール・カーネギー/創元社)』
『【スタンフォード式】世界一やさしい パラレルキャリアの育て方(江端浩人/かんき出版)』
『これはただの夏(燃え殻/新潮社)』