【働く君に贈る25の言葉】

インフォメーション
題名 | 働く君に贈る25の言葉 |
著者 | 佐々木 常夫 |
出版社 | WAVE出版 |
出版日 | 2010年10月 |
価格 | 1,540円(税込) |
何があっても、自分を捨てるな。
とことん自分を大切にしなさい。
自閉症の長男、病に倒れた妻……。
過酷な運命を引き受けながら社長に上りつめたビジネスマンの逆風をしなやかに生き抜く「仕事力」と「人間力」とは――
引用:WAVE出版
ポイント
- 仕事の喜びを存分に味わってほしい。だから、強くなってほしいのだ。だが、強さだけでは幸せになることはできない。強さの根底に優しさがなければ、幸せになることはできないのである。
- いい仕事をして、いい人生を送るために、もっとも大切なものは「志」である。それは、壁にぶつかって、痛い目にあいながら掴みとっていくものなのだ。
- 私は常々、「プアなイノベーションより、優れたイミテーションを」と言っている。一般的な会社の仕事は同じことの繰り返しであり、自分の出す知恵などたかが知れているものである。ゆえに、優れた仕事をしている先輩のやり方を、どんどん真似ていくのだ。
サマリー
自分を磨くために働く
強くなければ仕事はできない。優しくなければ幸せになれない。
私は、ビジネスとは予想ゲームであると考えている。
現状を把握し、将来何が起こるかを見極め、戦略を立てて実行する。
これらが見事にはまり、ゲームに勝利したときの痛快さといったらないものだ。
しかも、仕事の結果は形となって残っていくものなので、この喜びを存分に味わってほしい。
だから、強くなってほしいのだ。
だが、強さだけでは幸せになることはできない。
強さの根底に優しさがなければ、幸せになることはできないのである。
優しさを貫くのは簡単ではない。
口先だけの優しさは、かえって人を傷つけることもあるからだ。
弱い人を守ることによって、強い人から攻撃を受けるかもしれないが、それでも、優しい心を失わないでほしい。
なぜなら、それが幸せになる唯一の方法だからである。
どのように働き、どのように生きるか、それは君自身が選び取っていくしかないのだ。