【ほしいを引き出す 言葉の信号機の法則】
インフォメーション
題名 | ほしいを引き出す 言葉の信号機の法則 |
著者 | 堤 藤成 |
出版社 | ぱる出版 |
出版日 | 2022年11月24日 |
価格 | 1,540(税込) |
買いたくなる言葉を作る秘訣は、
3つの色をイメージすることだった――
電通出身×海外MBAコピーライターが、 不況でも124%売れる「うるおすコトバ」の原理原則を初公開!
「自分の言いたいことがうまく伝わらない」「『人を動かす言葉』をつくりたい」――
本書では、言葉やコミュニケーションに苦手意識がある方に向け、「売れる言葉」「人を動かす言葉」 のコツを私たちの身近な存在、信号機にたとえて解説。
たった1時間で売れる言葉がつくれるようになるほど、すぐに使えるメソッドが 簡潔にまとめられています。多数の受賞歴を持つコピーライターならではの、思わず唸る具体例も満載です。
困りごとを抱える人の目にとまり、望ましい未来へと背中を押すような言葉を磨いて、 そっと投げかけましょう。
広告・WEBサイト・SNS・メルマガ・POP・チラシ……全媒体で効果バツグンの一冊です。
引用:ぱる出版
ポイント
- 人は自然に『とどめる赤』の言葉で立ち止まり、『すすめる青』の言葉で前を向き、『きになる黄』の言葉で具体的な行動へ促されているのだ。世界中の人を動かす信号機の原理原則に従い、「人を動かす言葉」「売れる言葉」を考えていこうというのが本書の趣旨である。
- どうやって人に「売る」か、ではなく、どうやって人を「うるおす」が、を考え抜くこと。本質的に「人を動かす言葉」をつくるためには、「売る」から「うるおす」への「マインドを変える」ことが重要なのである。
- かなえる、きっかけをつくる。これが、著者の人生の指針であり、自分自身を「動かす言葉」でもある。
サマリー
言葉の信号機の法則
信号機の1番の特徴は、赤・青・黄色の3色であるということだ。
このそれぞれの色と、「止まれ」「進め」「注意」などのルールは世界共通だと言われている。
言葉を信号機の3色の視点で捉えなおしてみよう。
まずは、つい足を止めてしまう『とどめる赤』と呼ぶべき言葉。
不安、不満、不思議など「不」に関する言葉で心をつかむ言葉である。
次に『すすめる青』と呼ぶべき言葉。
相手の望む未来をイメージさせ、前向きな未来に進め、商品の価値を規定する言葉だ。
最後に、『きになる黄』と呼ぶべき言葉。
踏み出すために、期限を決定したり、具体的な行動を明らかにしたりして、最後の後押しをする言葉だ。
人間は、自然と赤信号で立ち止まり、青になるのを見て歩き出し、黄色の点滅で、慌てて駆け足で横断歩道を渡りきる。
この構造と同じように、人は自然に『とどめる赤』の言葉で立ち止まり、『すすめる青』の言葉で前を向き、『きになる黄』の言葉で具体的な行動へ促されているのだ。
このように世界中の人を動かす信号機の原理原則に従い、「人を動かす言葉」「売れる言葉」を考えていこうというのが本書の趣旨である。