【人生の勝算】

インフォメーション
題名 | 人生の勝算 |
著者 | 前田 裕二 |
出版社 | 幻冬舎 |
出版日 | 2017年6月 |
価格 | 1,540円(税込) |
今、最も注目される若き起業家が生きていくための路上ライブで身につけた人生とビジネスの本質をすべて明かす―。
SNS時代を生き抜く為に必要な〝コミュニティ〟とは何か。
SNSの次の潮流である、ライブ配信サービスの最前線はどこか。アーティスト、アイドル、モデルなどの配信が無料で視聴・応援できる。そして、誰でも配信者になれる。
画期的な仮想ライブ空間の「SHOWROOM」を創り出した前田裕二の全思考。
「勝算なんて何の根拠もないことを、この若き経営者は知っている。だから、前田裕二を信じた。」
――秋元康秋元さんが〝堀江以来の天才がいる〟というから会ってみたら、本当だった。
――堀江貴文————————–
「秋元さん。僕は、ビジネスにも人生にも、勝算があります」
秋元康さんと出会った頃に、伝えた言葉です。
僕の勝算は、ビジネスにとどまらない。僕は、自分の人生に勝つ自信がある。そんな、僕のような若造の言葉を受けて、秋元さんは、「君の、根拠のない自信が好きだ」と言いました。
以来、「人生の勝算」という言葉は、僕が迷った時に立ち返る大事な考え方になっています。
上述の通りこの本では、成長ビジネスの勘所について語っており、この本を読めば、あらゆる〝ビジネス〟の勝算が上がると確信しています。
しかし、単なるビジネス本は書きたくなかった。
この本を手にとってくれた方が、自分の〝人生〟そのものについて、勝算を持つ。
そんな、温かい本を書きたかった。僕が全力で魂を注ぎ込んだこの本が、皆さんの人生を1㎜でもプラスの方向に傾けることを、心から願ってやみません。(本書 「プロローグ」より)
引用:幻冬舎
ポイント
- 自分の不遇な運命を変えるために、とにかく稼ぎたい、お金をもって自由になりたいと強く思い、まだ小学生だったが、路上で弾き語りをしておひねりをもらうことにした。
- 2010年の4月にUBS証券に入社、一番の決め手は、一人の天才・宇田川さんの存在だった。彼はすべての面で圧倒させられる超エリートなのだ。
- 僕が死んだ後も、世界の人たちに幸せや付加価値を提供し続けられる、影響を与え続けられる何かを生み出すことにエネルギーを投じたい。大切な人の死をきっかけに、人生をかけて進む道がみえたのだ。
サマリー
プロローグ
人生というドラマでは、自らコントロールできない何らかの外部要因が、一見打ち手のなさそうな試練を与えてくる。
そこでは決して運命に屈しない、突如立ちはだかる壁やハンディキャップは、後天的な努力によって必ず乗り越えられるのだ。
世間との競争にとらわれずに、他でもない、自分の運命と真剣勝負で向き合い、運命に負けないでほしい。
そんな思いで、この本を書くことに決めたのである。
原点となるギター弾き語り時代
8歳のときに両親を失ってから、連続していくつかの逆境を経験した。
その中で、お金に関して不自由だったことは、自分自身でも大きなコンプレックスだった。
自分の不遇な運命を変えるために、とにかく稼ぎたい、お金をもって自由になりたいと強く思い、まだ小学生だったが、路上で弾き語りをしておひねりをもらうことにした。
しかし、誰一人立ち止まってくれない。
僕は必死で考えた、どうしたら演奏に耳を傾けてくれるのか。